2017-18トラックワールドカップ第2戦の女子団体追い抜きで、日本チーム(古山稀絵梶原悠未中村妃智橋本優弥)が3位決定戦でドイツを下し、銅メダルを獲得。日本が同種目のワールドカップでメダルを獲得したのは史上初。

女子団体追い抜き日本記録を大幅更新、予選3位通過/2017-18トラックワールドカップ第2戦

女子団体追い抜きは最終日に1回戦、そして順位決定戦を行った。日本は1回戦で予選2位だったイタリアと対戦。

日本チームのメンバーは以下の4人
古山稀絵、梶原悠未、鈴木奈央、橋本優弥

昨日走った中村妃智に変わり鈴木が入る形となった。2日目に更新した日本記録を上回るのか、イタリアを下して決勝進出へ進むのかと期待が高まる中、1回戦が始まった。

日本は最初の1kmを1分10秒424、2km通過時に2分16秒459、3km通過時は3分22秒777、そしてフィニッシュは4分28秒377。前日に更新した日本記録には届かなかった。対するイタリアは1km毎の通過タイムで日本よりも終始速く走り、最終4分25秒471。この結果イタリアは1位と2位を決定する決勝へ、日本は全体で3番目のタイムを出したため、ドイツ(1回戦は4番目に速いタイム:4分29秒196)と銅メダルを争うこととなった。

3位決定戦

日本はメンバーを変え、以下の布陣で臨む。
古山稀絵、梶原悠未、中村妃智、橋本優弥

日本チームはスタートからドイツを僅差ながらも上回るレース展開。終始ドイツを上回り見事に3位を獲得。タイムは4分28秒688。対するドイツは4分30秒805。

イアン新コーチとなってから初の公式戦で初のメダル獲得、そして日本初のワールドカップ女子団体追い抜きでのメダル獲得となった。

詳報、選手コメントは後ほどお届けする。

Text : Mizuki Ida
Photo : Shutaro Mochizuki