日本チーム表彰台への大きな一歩
日本女子チーム(古山稀絵、梶原悠未、中村妃智、橋本優弥)が女子団体追い抜き予選を3位で通過し、日本記録を約7秒更新。表彰台への大きな一歩を踏み出した。
女子団体追い抜きとは、4人チームで4kmを走り、チームの3番目にフィニッシュラインを超えた選手のタイムで順位を競う競技。
日本チームは予選でウクライナチームと対戦。最初の1kmを1分10秒692で走り、好調な滑り出しをみせる。そして2kmを2分16秒418、3kmを3分22秒278と好調なペースのままレースを進め、フィニッシュタイムは4分27秒329。
このタイムは、それまでの日本記録(4分34秒362)を約7秒上回るもので、大幅な記録更新となった。
予選1位はイギリスで4分18秒471、2位イタリア4分22秒020。
予選上位の8チームで争われる本戦1回戦は大会最終日の現地時間11月12日に行われる予定。日本は予選2位のイタリアと対戦する。
イタリアに勝てば優勝決定戦へと進み、いよいよ表彰台が現実のものとなる。イタリアに負けても3位のチャンスは残り1回戦のタイム順に順位決定戦を戦う。