1年を締めくくる年末の大一番、KIERINグランプリ。優勝賞金1億円を懸けた名実共に競輪界最高峰のレースである。

そんなビックレースへの出場を許されるのは僅か9名のみ。本記事ではグランプリへの出場資格獲得方法について紹介していく。

選抜方法

『KEIRINグランプリ(GP)』開催時にS級に在籍し、品性、技能ともに優秀な選手を次の資格順位により選手選考委員会において選抜する。選考期間は各年1月1日〜11月開催の『朝日新聞社杯競輪祭』最終日まで。

① GⅠレース優勝者

読売新聞社杯全日本選抜競輪日本選手権競輪高松宮記念杯競輪オールスター競輪、寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント、朝日新聞社杯競輪祭、これら6つの開催における優勝者。

GⅠレースはグランプリ(GP)に次いで格式の高いレースであり、GⅠへはS級の上位選手が出場することが出来る。

② 選手選考委員会が特に認めた選手

詳しくは規定されていない。こちらの規定で選抜される場合、11月に開催される競輪祭(GⅠ)開催以前に発表される

過去の例ではオリンピックや世界選手権で特に優秀な成績を残した選手がこれによって選出されている。

③ 前記①から②の基準で選抜し9名に達しない場合

各年1月から『朝日新聞社杯競輪祭』最終日までの期間における選考用賞金獲得額の上位者から順次選抜する。
※同額の場合は各年1月から同年10月開催までの期間における平均競走得点上位者とする。

尚、賞金獲得額の次点1名は補欠選手として選抜される。

ただし除外項目も・・・

GⅠレースでの優勝者や、賞金獲得の上位者であったとしても選出されない場合がある。

・KEIRINグランプリ選手選考委員会において「特別競輪等(GP・GⅠ・GⅡ)出場選手の選抜方法に関する申し合わせ」の除外規定により選考除外となった選手。
・審査期間内において「あっせん規制」、「あっせん保留」及び正当な理由のない度重なる欠場(申込み段階での不参加の申し出を含む)等、S級S班として不適当と認められる事由があり「S級S班選出委員会」において不適格となった選手。

※「特別競輪等(GP・GⅠ・GⅡ)出場選手の選抜方法に関する申し合わせ」の詳細は以下の通り。
「KEIRINグランプリについては下記に該当した者。
①選手選考期間内のGⅠ・GⅡを対象として、失格を3回以上した者。
②選手選考期間内の全てのレースを対象として、競技規則第 11 条(暴走・過度の牽制等の禁止)又は第 58 条(先頭員早期追い抜きの禁止)により失格した者 (ただし事象内容について精査する)。 」

グランプリへの出場は次期からS級S班に格付けされることも意味するため、上記の様にS級S班選出委員会の審査もクリアする必要がある。