2019年12月28日(土)〜30日(月)に立川競輪場にて開催される『KEIRINグランプリ2019』。1年を締めくくるこのレースに、現段階で出場が確定している選手をご紹介。
KEIRINグランプリとは
数ある競輪レースの中で唯一『GP』のグレードに格付けされる『KEIRINグランプリ』は、毎年1年の締めくくりとして年末に開催される。通常、メインレース競輪は数日間開催されるが、『KEIRINグランプリ』は優勝賞金1億円をかけた一発勝負。そのため出場選手は、特別に設けられた選考基準により選抜され、競輪選手約2,200名中の9名のみとなる。
現段階での出場選手
出場選手は2019年のGⅠレース優勝者、その年特別活躍したとみなされる選手、それ以外を除いた賞金獲得順上位から正選手9名、補欠選手1名が決まる。『KEIRINグランプリ2019』ではすでに4人の選手が出場を決めている。
中川誠一郎
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2月8〜11日に開催された『第34回 読売新聞社杯全日本選抜競輪』にて優勝。1年の最初のGⅠレースで勝利し早々にグランプリ出場を手にした。それだけではなく6月13〜16日開催の『第70回 高松宮記念杯競輪』でも優勝し、力を見せつけた。
脇本雄太
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4月30日〜5月5日に開催の『第73回 日本選手権競輪』で勝利を果たした脇本雄太が2番目のグランプリ出場選手となった。通称競輪ダービーと呼ばれるこの大会では、GⅠレース21年ぶりとなる完全優勝が果たされた。
新田祐大
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2019年3つ目のGⅠレースを中川誠一郎が優勝したため、『第62回 オールスター競輪』にて決まった3番目のグランプリ出場選手。新田祐大は脇本雄太とともにトラック競技でも活躍。将来の日本選手の活躍を見据え、若手育成チーム『dream SEEKER』を立ち上げた張本人。
村上博幸
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2018年の競輪グランプリでは賞金獲得順により出場した村上博幸が『第28回 寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント』にてグランプリ出場を決める。台風による順延のアクシデントもあったが、ベテランの経験と技術で優勝を勝ち取る。
あと5人の出場選手は競輪祭で決まる
来たる11月19日から開催される小倉競輪場での競輪祭。この結果を持ってKEIRINグランプリへの出場選手が決定する。残った枠は5枠。誰が勝ち取るのか?勝負の行方をぜひ見守ってほしい。