2019年11月6日、競輪選手として、そしてトラック競技日本ナショナルチームメンバーとして活躍する脇本雄太選手が、TEAM BRIDGESTONE Cyclingに加入することが発表された。

TEAM BRIDGESTONE Cyclingには複数の選手が所属しているが、トラック競技ナショナルチームメンバーでは近谷涼選手、窪木一茂選手、橋本英也選手、沢田桂太郎選手、今村駿介選手などの中長距離選手が中心で、短距離では太田りゆ選手のみ。また、中長距離の梶原悠未選手(筑波大学)、短距離の小林優香選手(dream SEEKER)に機材サポートを行なっている。

株式会社ブリヂストン、ブリヂストンサイクル株式会社は東京2020オリンピックトラック競技日本代表への機材提供を行うことも正式発表されている。

ブリヂストンが東京2020オリンピック日本代表へ機材提供・ANCHOR(アンカー)2020年モデル発表

脇本雄太 プロフィール

1989年生まれの競輪選手。2019年3月21日〜24日に行われたウィナーズカップ優勝、4月30日〜5月5日に開催された日本選手権競輪(競輪ダービー)でのGⅠレース史上21年ぶりの完全優勝(出走レース全1着勝利)などの華々しい成績を残しており、2019年のファン人気投票では1位を獲得している。

ファン投票1位は初の脇本雄太&3年連続の児玉碧衣/オールスター競輪2019 記者会見インタビュー

またトラック競技短距離種目でも世界の第一線で活躍。2019年10月18日に行われた『アジア選手権トラック2020』男子エリートケイリンでは通算4度目の勝利で2連覇を達成。

【詳報】男子ケイリン、勝って当然…プレッシャーはねのけ脇本雄太が掴んだ勝利/アジア選手権トラック2020

競輪成績

2018年8月15〜19日 第61回オールスター競輪 ドリームレース 優勝
2018年10月5〜8日 第27回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント 優勝
2019年3月21〜24日 第3回ウィナーズカップ 優勝
2019年4月30日〜5月5日 第73回日本選手権競輪 優勝

トラック競技成績

2018年10月18日〜21日 2018-19 トラックワールドカップ第1戦 ケイリン 優勝
2019年1月8日
〜13日
アジア選手権トラック2019 ケイリン 優勝
2019年5月27日
〜29日
トゥーラGP2019 ケイリン 優勝
スプリント 優勝
2019年8月24日
〜25日
ジャパントラックカップ2019 スプリント 3位
ケイリン 2位
2019年10月18日
〜21日
アジア選手権トラック2020 ケイリン
スプリント
優勝
2位

脇本雄太 コメント

チームブリヂストンサイクリングに加入させていただき、より自分の競技パフォーマンスが向上することへの期待とうれしさでいっぱいです。国内トップレベルのチームで活動できることで、更なる競技力向上に努めます。これからブリヂストンサイクルの皆さんと共に、2020年の活躍、そして自転車競技の魅力を伝え、ファンを増やすことに取り組んでいきたいと思います。

TEAM BRIDGESTONE Cycling ニュースリリース

競技と競輪両方で大活躍の脇本がブリヂストンに加入することでどんな進化を見せるのか、今後も注目だ。