1回戦

負けが許されない1本勝負で行われる1回戦。

太田の対戦相手は、予選10位、10秒831のシェーン・ブラスペニンクス(オランダ)。タイムで勝る相手に勝負を挑む太田は、スタート後、ブラスペニンクスの後ろから仕掛けるタイミングを伺っていく。

残り2周の第3コーナーで太田がサドルから腰をあげて徐々にペースアップを図ると、ブラスペニンクスもそれに反応して加速していく。残り1周。前にブラスペニンクス、後ろに太田という状況でさらにスピードは上がっていく。

徐々に差を詰める太田は、最終4コーナーで抜きにかかるものの届かず、ブラスペニンクスが先着して太田の1回戦敗退が決定した。

決勝