世界を目指すため、まずはアジアで1番に

Q:43秒台出しての勝利ということになりましたが。

新田:目標としていたタイムに少しずつ近づいてきたという感じです。この大会へ挑むにあたり、ナショナルチームとしても僕ら3人としても、高い目標を持って挑むことができたので、今後のアジア選手権へ向け、良い弾みになったと思います。

Q:雨谷選手は第一走でしたが、いかがでしたか。

雨谷:ちょっと感触は良くなかったですが、この次はアジア選手権があるので、それに向けて精一杯頑張っていければと思います。

Q:深谷選手は2人の走りを受けて、第三走でした。

深谷:力を出し切れたと思います。走行ラインなどの修正点はあるので、次に向けて改善していきたいと思います。

今大会は調整なしで入っていて、1日目2日目で他の種目をやった上でこのチームスプリントという状況でした。これ以上疲れて入ることはないと思うので、次はこれ以上の走りができると思います。

Q:オリンピックにチームスプリントとして出場できるかどうか厳しい状態です。10月のアジア選手権が重要となりますが、意気込みをお聞かせください。

深谷:もっとチーム力と個人の力を上げて、タイムを良くしていきたいです。

雨谷:アジア選手権まで1ヶ月くらいしかないので、しっかり調整していきます。

新田:去年僕たちが優勝しているので、しっかりとプライドを持って挑みたいです。アジアは人口で言えば一番多いですから、アジアの一番になれるように。僕たちが目指すのは世界の一番ですけど、その前にアジアの一番をきちんと狙いたいと思います。