9月14日、日本競輪選手養成所内『JKA250』で開催された『第88回 全日本自転車競技選手権大会 トラック・レース(2019全日本トラック)』女子エリート マディソンではナショナルチームから梶原悠未・中村妃智ペア、鈴木奈央・吉川美穂ペア、古山稀絵・中村愛花ペアが出走。
2人で1組となり交代をしながらポイントレース(10周毎にポイント獲得周回があり、1着は5ポイント、2着は3ポイント、3着は2ポイント、4着は1ポイント※最終周回だけは記載のポイントが2倍獲得できる※。その他メインとなる集団を1周追い抜くと20ポイントを獲得)を走るマディソン。
女子マディソンはトラック80周、計20kmで争われ、計3チーム6人が出場。
国際大会で活躍する梶原が強さを見せつける
レースは3チームのみが出走。開始から25周の間は古山稀絵&中村愛花ペア(日本体育大学)が、他2ペアへ多少離される場面がありつつ、ゆったりとしたペースで進む。
各チームが着々とポイントを重ねた、残り35周。要所のポイントを1位で通過し続けた梶原悠未&中村妃智ペアが、ここで他2ペアを引き離しにかかる。
これまでの逃げとは異なり、大きく差をつけた梶原悠未&中村妃智ペアはそのまま単独でラップを目指し、残り26周で他2チームへと追いつきラップ認定。
終始、梶原&中村妃智ペアがレースの主導権を握り、最終的に2位へ34ポイント差をつけての圧勝劇を繰り広げた。