記念すべきバンクリーグの開幕戦で完全優勝を果たしたシマノレーシング。国内外での勝利と共に、ロードレース全日本王者の入部正太朗やトラック中・長距離日本代表の一丸尚伍を擁する強豪チームへ、8月30日に開催されたバンクリーグ/Round2 松阪で密着してみた。

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シマノレーシングとは

シマノレーシングは1973年に発足、世界を代表する自転車/釣具部品メーカーの株式会社シマノが有するUCIコンチネンタルチームだ。。大阪・堺を拠点とし、国内外のレースで数々の勝利を挙げてきた。

監督の野寺秀徳氏は過去にロードレース全日本選手権を2回優勝し、日本人史上2人目となるジロ・デ・イタリアを完走した経歴を持つ。

平均年齢23.8歳!若さ溢れるシマノボーイズ

今回出場するシマノレーシングの選手陣の平均年齢は23.8歳!そんな若さ溢れるチームに、サポートに回った通称ナカータこと中田拓也選手にチームの雰囲気を聞いてみた。

常にカメラ目線と笑顔を絶やさないナカータこと中田選手

Q.選手同士で凄く仲良さそうですね。

「そうですね。みんな年齢も近いのと今回は僕も含めて九州出身が3人いますし、学生時代からよく一緒にレースしてきたので選手間の付き合いは長いです。野寺監督は怒らせたら”ヤバイ”(笑)ですけど、とにかく選手想いの人格者で、監督としてだけでなく人として尊敬できます。前回のバンクリーグで僕らが勝てたのも、このチーム力の高さがあったからなのかもしれないです。レース前はみんな真剣になったり、そこはプロとしてのメリハリがしっかりありますね」

…とインタビューをしていると「ちょっといいですか?」と、爽やかなお兄さんが笑顔と共にやってきた。

声をかけて来たのはシマノのエーススプリンターである黒枝咲哉選手。現在、唯一(?)のシマノレーシング写真部員。写真部の部員として、どうやら筆者のカメラが気になるらしく・・・野寺監督とカメラ論争を始める2人。

黒:「レンズデケェ〜!めっちゃ綺麗じゃん!」

野:「やっぱ違う?」

黒:「全然違う!」

???:「やっぱS◯NYですよね」

カメラの話を聞きつけた大会公式フォトグラファー「にしむら氏」も現れ、レース準備はそっちのけ。小一時間カメラ談義に。。

シマノレーシング写真部の活動は野寺監督のブログから。

レースの裏側では…