8月25日、静岡県『JKA250』で開催された『2019ジャパントラックカップⅡ』最終日。女子マディソンは、中盤までトップ争いをした日本ナショナルチーム(梶原悠未古山稀絵)が最後に失速し、惜しくも準優勝の結果となった。

レースレポート

2人で1組となり交代をしながらポイントレース(10周毎にポイント獲得周回があり、1着は5ポイント、2着は3ポイント、3着は2ポイント、4着は1ポイント※最終周回だけは記載のポイントが2倍獲得できる※その他メインとなる集団を1周追い抜くと20ポイントを獲得)を走るマディソン。

この種目には9チーム18人の選手たちが出場した。距離はトラック80周、20kmで争われ、中国、香港、リトアニア、スペインなどが出場。

日本からは梶原悠未・古山稀絵ペア(日本ナショナルチーム)、中村妃智鈴木奈央(JPC)、そして吉川美穂はロペス・ルル(スペイン)とのペアとなって『2019ジャパントラックカップI』と同じ陣容で臨んだ。

レースは『2019ジャパントラックカップI』で優勝したチャイナナショナルトラッククラブが今回も主導権を握り、全てのポイント周回でポイント獲得に絡んでくる。

これに対抗したのは日本ナショナルチームの2人。3回目のポイント周回となる残り50周以外では全てのポイント周回で勝負に絡み、チャイナ ナショナルトラッククラブを追う展開となる。

5回目、残り30周となるポイント周回では日本ナショナルチームが1着、チャイナナショナルトラッククラブが3着とし、両チームの総獲得ポイントが17で暫定トップタイとなる。ここから巻き返したい日本ナショナルチームだったが、その後はジリジリと引き離されてしまう。

更にダブルポイントを獲得できる最終周回、チャイナナショナルトラッククラブは1着となり勝負あり。

最終結果はチャイナナショナルトラッククラブが37ポイントを獲得し優勝。2位に25ポイントで日本ナショナルチーム、3位は10ポイントを獲得したベルギーチームとなった。

中村妃智・鈴木奈央のJPCは9ポイントで4位、そして吉川美穂はロペス・ルルのLiveGARDEN BiciStelleは-20ポイントで9位となった。

梶原・古山ペアにインタビュー