決勝
決勝は世界選手権の決勝と言っても過言ではないメンバーに。
決勝のメンバーは以下の6人
リー・ワイジー(李慧詩:香港)
モートン(オーストラリア)
小林
太田
マーシャン(イギリス)
イ・ヘジン(韓国)
マーシャン、リー・ワイジー(李慧詩)、モートン、イ・ヘジン、太田、小林の順で隊列を組み進む選手たちはペーサーが離脱し残り3周へ。
まず最初に動いたのは太田。残り2周半から先頭へと動き出す。太田に続いて小林も前方へと上がっていく。
残り1周半で先頭へと出た太田だが、その後ろには小林ではなくリー・ワイジーが位置取りする。そのリー・ワイジーの後ろに付くのは小林。残り1周で太田をかわして先頭へ出たリー・ワイジーがスプリントに入ると、太田は失速し後方へ。
リー・ワイジーの後ろにはマーシャンが内側、小林が外で並走となって進む。小林はマーシャンをかわし、リー・ワイジーに続いて2番手で最終コーナーへ。最終コーナーを先に抜け出したのはリー・ワイジー。そして外から最後の追い込みかける小林。
しかし小林は僅差で届かず。1着となり優勝したのはリー・ワイジー。そして2着は小林、3着はイ・ヘジン。その後ろにマーシャン、モートンが続き、太田は6着でフィニッシュした。
しかしレース終了後、2着となり準優勝かと思われた小林だったが、最終周回の走行時に内側にいたマーシャンの進路を妨げてしまったと判定を受けて降格処分となった。
最終的な順位は以下の通り
1 | リー・ワイジー(李慧詩) |
2 | イ・ヘジン |
3 | ケイティー・マーシャン |
4 | ステファニー・モートン |
5 | 太田りゆ |
6 | 小林優香 |
なお、7-12位決定戦はリー・ホイヤン(香港)が1着。2着はクルペツカイテ、3着はマカラク。山口は4着で、最終順位は11位となった。
ブノワ・短距離ヘッドコーチ インタビュー
Q:女子の結果について、率直な意見を下さい。
満足は出来ませんよね。走って2番目にフィニッシュラインを通過することが出来ても降格では意味がありません。これがオリンピックでも同じです。ですから今回をレッスンだと思い、ここから学ぶ必要があります。これは起こしてはいけないことです。