開始早々、超高速展開へ
開始と同時にスピードを上げていく選手たち。序盤はベルギー(デ・ケテル/ギス)のペアが中心となってポイントを獲得し、所々で香港(レン・チュンウィン/チェン・キンロ)やオーストラリア(ハワード・レイ/スコット・キャメロン)やニュージーランドがポイント周回でベルギーに対抗する展開となる。
中でもオーストラリアは時々顔を見せては大量ポイントを獲得し、毎ポイント周回に顔を出すベルギーとは対照的に両者がポイントを重ねていく。日本勢は早い展開に中々リズムに乗れず、ベルギーやオーストラリアなどの強豪国からどんどんとポイント差を付けられてしまう苦しいレースとなる。
レース中にはベルギーとオーストラリアのみがメインとなる集団を1周追い抜きして大量20ポイントを獲得。
最終周回前にオーストラリアが49ポイント、ベルギーが44ポイント、それを追う香港が31ポイントと、上位2チームが3位以下を圧倒する。向かえた最終ポイント周回、ベルギーが集団内から飛び出ることが出来ずにオーストラリアの優勝が決まるも、オーストラリアは3着でフィニッシュ。更に4ポイントを加え、合計ポイントを53ポイントとして優勝。2位はベルギーで44ポイント、3位は香港で33ポイントとなった。
日本勢はチーム・ブリヂストンサイクリングが終盤にポイントを量産し日本ナショナルチームを逆転し5位。追い抜かれた日本ナショナルチームは6位、そしてCS Slingerは11位という結果となった。
最終結果
1 | オーストラリア | キャメロン・スコット レイ・ハワード |
53 points |
2 | ベルギー | ケニー・デ・ケテル ロビー・ギス |
44 points |
3 | 香港 | レン・チュンウィン チェン・キンロ |
33 points |
4 | チームブリヂストンサイクリング | 窪木一茂 近谷涼 |
18 points |
6 | 日本ナショナルチーム | 橋本英也 今村駿介 |
14 points |
11 | CSスリンガー | 新村穣 小林泰正 |
-58 points |