4. トラック競技とロードレースの競技日程がぶつかり、互いにファンの数と質を落とします

世界最大規模のロードレース大会の時期へトラック競技大会の開催日程を移すことで、観客数を減らす上に、トラックとロード兼業選手へどちらへ出るのかという選択を迫る事となります。同時並行する事が出来る選手などいません。カベンディッシュ、ビビアーニ、ノーマンハンセン、ガンナ、ウィルト、ダイガート、アーチバルド、バルサモ、パテルノスター、ブレンナー等は選択せねばなりません。これは質を低下させるだけでなく、ロードとトラックの間へ深い溝を生み出します。自転車競技にとって多大な損失であり、相互のファン喪失でもあります。

あの声明はソーシャルメディアやニュースを通し、選手やファンの間で否定的な声とともに拡散をしており、サイクリングが選ばれた数カ国の為だけでなく、全ての人のものであるために、我々は発表へ対し意義を唱える他ありません。

今回の計画へ対し大幅な変更が加えられない場合、トラック競技はトレードチームと、そのキャラクター、個性、ビジネスパートナー抜きでロードレースと真っ向対決を余儀なくされ、その責任を負う事ともなります。

上記の考えから、何点か重要な質問をさせていただきます

・ワールドカップからトレードチームが排除される理由は何故でしょうか?
・ナショナルチーム以外に国際大会へ出場機会が無い選手は、どの様に成長をすれば良いのでしょうか?
・今回の決定へ対し、ステークホルダーが関わっていないのは何故でしょうか?
・今回の制限により影響を受ける選手、スタッフ、パートナー達へ対しどの様に保障をするつもりでしょうか?

敬具

ダン・ビグハム、ヤコブ・ティッパー、ジョニー・ウェール、ジョン・アーチバルド、アシュトン・ランビー、ジョージ・ピースグッド、ウィル・ペレット、カイル・ゴードン、Team Huub Wattbike

ディーン・ジャクソン(Huub)
リチャード・バーカー(Wattbike)
ティム・リース(Vita Coco)
マーティン・ル・サンテロ(Argon18 & Notio)
リチャード・オークス(O10 Group)
ジョン・マックジー(Durata UK)