2000年 シドニー・2004年 アテネ 実施種目
2000年シドニー、2004年アテネのトラック競技は待ったく同じ種目構成で行われた。アテネ大会ではチームスプリントにて日本チームが銀メダルを獲得している。
男 | 女 | |
スプリント | ○ | ○ |
ケイリン | ○ | |
タイムトライアル | ○ | ○ |
個人パシュート | ○ | ○ |
ポイントレース | ○ | ○ |
マディソン | ○ | |
チームスプリント | ○ | |
チームパシュート | ○ |
シドニーオリンピックでは大幅に種目が追加され、オリンピックにおける自転車トラック競技の種目数としては最多となる8種の競技が開催された。短中共に個人種目3つ、団体種目1つが行われており、バランスという意味でも一番良い構成であったのがこの年代である。
2008年 北京 実施種目
本大会では男子ケイリンにて永井清史が銅メダルを獲得している。
男 | 女 | |
スプリント | ○ | ○ |
ケイリン | ○ | |
個人パシュート | ○ | ○ |
ポイントレース | ○ | ○ |
マディソン | ○ | |
チームスプリント | ○ | |
チームパシュート | ○ |
シドニー、アテネの種目構成から、男女共にタイムトライアルが廃止され、男子7種目、女子3種目となった。タイムトライアル廃止の裏側には、オリンピックの自転車競技におけるBMX競技の追加があったと言われている。
2012 ロンドン・2016 リオ 実施種目
男 | 女 | |
スプリント | ○ | ○ |
ケイリン | ○ | ○ |
オムニアム | ○ | ○ |
チームスプリント | ○ | ○ |
チームパシュート | ○ | ○ |
2012年のロンドンオリンピックからは、IOCの男女平等を目指す方針の下、男女の種目数が同数になるように変更された。新たに中距離の個人種目として総合力の求められるオムニアムがオリンピック種目として初めて採用された。また、女子の団体種目がオリンピックで初めて実施されることとなる。
そして2020年、令和初のオリンピックである東京では下記の男女6種目ずつの実施が予定されている。
2020年 東京 実施予定種目
男 | 女 | |
スプリント | ○ | ○ |
ケイリン | ○ | ○ |
オムニアム | ○ | ○ |
マディソン | ○ | ○ |
チームスプリント | ○ | ○ |
チームパシュート | ○ | ○ |
ロンドン、リオで実施されていた5種目からマディソンが追加。オリンピックにおいてマディソンの実施は2008年の北京以来である。また、女子のマディソンがオリンピックで行われるのは歴史上初めてのこと。