イタリア期待の若手、フィリポ・ガンナ。身長193cmという巨体で蒸気機関車のような走りを見せるガンナはロードレースのトップチーム「チーム・イネオス」に所属しながら、個人パシュートでは既に3度も世界を制している。
今回のサイクリスト偉人伝では、そんな若きイタリア期待の王者に迫る。
プロフィール
名前:フィリポ・ガンナ(Filippo Ganna)
生年月日:1996年7月25日(22歳)
出身地:イタリア
身長:193cm
体重:76kg
趣味:レゴ
脚質:TTスペシャリスト、ルーラー(でもヒルクライムが好き)
生い出ち
フィリポ・ガンナは1996年、イタリア・ベルバニアにて生まれた。
父親のマルコ・ガンナ氏はオリンピックに出場したカヌー選手であり、アスリートである父の勧めから自転車を始めた。最初の自転車は大人用サイズで大きかったものの、ガンナの自転車への情熱は増えていき、ジュニア時代にロードイタリア代表入り。ジュニアタイムトライアルにて世界を制した。
18歳の頃にはトラック種目でもイタリア代表に選出。U23カテゴリーへと昇格してからは、パシュート種目で国際大会にてメダルを量産。イタリア屈指のTTスペシャリストとして世界に名を轟かせた。