短期登録制度で日本の競輪に臨んでいるトラック競技のトップランカーたち。
4月11日~13日には、テオ・ボスジョセフ・トルーマンが大宮競輪場(FI)で開催されたレースへ出場したが、ともに今シーズン初戦は苦いスタートとなった。

ボスとトルーマンは両者ともに最後の1周で一気に加速し、先行逃げ切りを図る戦法で2日間を戦ってきて迎えた最終日。
トルーマンは2日連続の1着で決勝へ進出したが、ボスは2日目に5着で決勝進出ならず、特選回りとなった。

9R S級特選 テオ・ボス

9レースS級特選には、テオ・ボスが黄色の5番車で出走。

最後の1周で7番手から外に膨らみ一気に加速すると、ボスの後ろにいた2人の選手以外を一気に置き去りにする。最後は2番手に付けていた田中誠に迫られるも、ボスが逃げ切り先着。

3日間の成績は初日:1着、2日目:5着、最終日:1着とし、最終日の決勝進出は叶わなかったものの、貫禄の走りでこの開催の有終の美を飾った。

テオ・ボス コメント

2日目のレースで先頭へ出れなかったことは予想外だった。あそこまで粘られると厳しいね。

でもまあ最後が1着ならばOKだよ。最終日は僕が仕掛けた時に先頭にいた選手がすんなり前に出してくれたから助かった。まだまだ日本でのレースは始まったばかりなので、次回はしっかり決勝に進みたいね。

11R S級決勝ジョセフ・トルーマン