男子オムニアムには24人が出場。チームパシュートの優勝メンバーであり、スクラッチの優勝者のウェルスフォード(オーストラリア)、ポイントレースの勝者となったファンシップ、去年の世界王者のサイノック、ワールドカップ第5戦優勝のイムホフ(スイス)、第1戦優勝のトーレス(スペイン)など誰が優勝してもおかしくないメンバーが集まった。日本からはこの種目で去年は10位に終わった橋本英也が出場。

第1種目:スクラッチ

スクラッチは10km、40周で行われた。

集団からチラホラとアタックが掛かるも決定的な逃げにはならず。男子特有のハイスピードでレースは進んでいく。

残り20周を切るとトーレス(スペイン)が一人でアタック。メイン集団から追う選手はなく、そのまま単独で周回を重ねていく。

残り6周を切るところでトーレスがメイン集団に追いつき、一周追い抜きを果たすとレースは最終スプリントに向けての位置取り争いへと入る。

迎えた最終周回、橋本は前から6番目でフィニッシュ。しかしトーレスが1周追い抜きをして1位となったため、この種目の順位を7位として終えた。

スクラッチ結果PDF

第2種目:テンポレース