2人1組となってポイントレースを行う「マディソン」。『2018-19トラックワールドカップ第5戦』にてトラック80周、距離20kmの戦いに参加したのは計12チーム、24人。
去年の世界選手権で銅メダルを獲得したイタリアチーム(パテルノステル/コンファロニエーリ)がそして2017年の世界選手権を制したベルギーチーム(コペツキー/ドール)が参加する中、日本からは梶原悠未と古山稀絵が出場した。
この種目は10周ごとにポイント獲得周回があり、それぞれ1着に5ポイント、2着に3ポイント、3着2ポイント、4着1ポイントが得られる(最終周回はこのポイントが2倍得られる)。またメインとなる集団を1周追い抜いた場合、特別に20ポイントが加算される。
レースは上記に記載したイタリアチームとベルギーチームの2強による戦いとなる。
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CAN (BEVERIDGE Allison / GIBSON Kinley)
残り半分となる40周までは、10周ごとに獲得可能なポイントをイタリアとベルギーが互角の勝負で取り続けていく。しかし後半戦はイタリアに綻びが見え始め、徐々に差が開き始めると、最終的に12ポイント差がつき、ベルギーがこの種目の優勝を果たした。
日本の梶原/古山ペアはアジア選手権のような勢いがなく、最後のポイント周回で4着となって2ポイント獲得するも、他に見せ場を作ることが出来ず、最終成績を8位としてフィニッシュしている。
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ラスト1周でスプリントをかける古山稀絵
優勝)ベルギー 39ポイント
2位)イタリア 27ポイント
3位)ニュージーランド 9ポイント
8位)日本 2ポイント