決勝
新田がメダルを懸けて臨む決勝のメンバーは以下の通り。
新田祐大(日本)
バベク(チェコ)
ラファルグ(フランス)
ドーキンス(ニュージーランド)
バレッテ(カナダ)
シャローム(マレーシア)
スタートは新田、ドーキンス、バベク、シャローム、ラファルグ、バレッテの順番で並ぶ。
新田を先頭に緊張感を保ちながら進む選手たち。
残り3周、ペーサーが退避するとレースはまだ動かず。残り2周半のところで5番手のラファルグが前に上がり始める。それに合わせて最後尾からバレッテも上がってくる。新田は合わせて踏み出すも遅れてしまい、ずるずると位置を下げていき5番手に。
残り1周で先頭はバレッテ、そしてラファルグ、ドーキンス、シャロームが続き新田、並んでバベク。
ここからペースが更に上がりスプリントに入るとバレッテをかわしにかかるラファルグと外からドーキンス、更に前を伺うシャローム。少し遅れて新田。
3コーナーに選手たちが入るとそこから新田が猛スピードで差を詰めて最内にバレッテ、ラファルグ、ドーキンス、そして大外から新田の順番で最終コーナーを抜ける。
最後のストレートはドーキンスが半車身ほどリードし見事に最初のテープをきり優勝。2着争いは新田とラファルグとなったが、僅差の差でラファルグが2着。新田は3着となり自身初のワールドカップの個人種目のメダルを獲得し、表彰台へと上がった。
尚、7-12位決定戦はフィニッシュ前で3人が落車するアクシデントがあったものの、渡邉が1着フィニッシュ。最終成績を7位としてこの種目を終えた。