「可能性はあるが、今回は…」ジェイソン・ニブレット

レース後、今大会で日本の短距離チームを率いるジェイソン・ニブレット アシスタントコーチへレースの感想を尋ねた。

1st Round / Men's Team Sprint / Track Cycling World Cup V / Cambridge, New Zealand

ジェイソン・ニブレット

「個人個人で見れば良い部分もありましたが、チームとしてはダメでした。雨谷のスタートは悪くありませんでした。彼が使っているギアだと、あのタイム(17秒6)が今出せる最も速いタイムですからね。チームにとっても今はそれ位がベターなんです。
新田は最初の予選で、スタートの時に少しスリップしてしまい、それが1回戦でも精神的に響いたと思います。もし新田がいつも通りの走りをし、雨谷の後ろに着いていることが出来ていれば、もっと速いタイムが出ていた可能性があります。
もし皆が何も問題なく走れたら良いタイムは出るのですが・・・・・・まあ“もし”とか“可能性”の話ですが、そう思える走りを選手たちがしてくれたことは良かったとは思います。香港(第6戦)では全てが上手くいけばかなり速いタイムが期待できると思いますよ。」