女子チームパシュートの迷い
Q:女子チームパシュート決勝はいかがでしょうか?
まだ、自分たちがどれ程に速く走れるのか信じきれていない状態です。迷っていたり、信じきれていない状態で走ると、実力は発揮できません。それが今回の結果に出てしまいました。残念以上の気持ちです。
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「もっと速く走れないのか?」そう問われたら「彼女たちは出来る」自信を持って、そう答えられます。
ただ全員が同じ方向、同じ考えを持っていなければなりません。ですから今難しいのは、オリンピックに出場する枠を獲ることと、本当にオリンピックで勝負できるチームを作ることのバランスです。
保守的なタイムを出してオリンピックに向けたポイントを獲得できても、それでは強くはなれないのです。だから今はそのバランスを探っています。今の勝てていない状況は苦しいですが、時には必要な経験でもあります。
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今回の決勝の前、選手たちと「予選と同じ走りをして銀メダルになるか?挑戦をして金を狙うか?」と話しました。その結果、男子は挑戦が出来ましたが、女子は「全員一丸となって」とはいきませんでした。
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Ian Melvin
挑戦するのは怖いものです。失敗すれば全て自分に返ってきます。ただ失敗を恐れて保守的な走りをしても勝てはしません。それが現実です