決戦は最終局面で

決勝戦の第1走:雨谷は17秒884、対する中国は17秒545と、まずは中国が大きなリードを獲得する。

続く第2走の新田は30秒77、対する中国は30秒445。中国が差をキープしたまま勝負は最終走者へとバトンが渡る。

優勝の可能性がかかるバトンを渡されたのは、最終走者の深谷。ここから深谷が驚くべきスピードで中国との差を縮め、最終ストレートはほぼ同タイムでフィニッシュ。電光掲示板へ表示されたフィニッシュタイムは日本が44秒111、中国が44秒170。なんと最終走者の深谷が最後に巻き返しの大逆転を果たし、日本が僅差の勝利を遂げてアジアの栄冠へと輝いた。

尚、マレーシアvsカザフスタンとなった3位決定戦を制したのはマレーシア。

アジア選手権トラック2019 男子エリート チームスプリント決勝

優勝)日本
2位)中国
3位)マレーシア