世界選手権3冠を成し遂げても変わらない大切さ
Q:去年は世界選手権で3つの金メダルを獲得しましたね。嬉しかったですか?
3種目全てで獲得できたのは自分でも予想外の出来事でした。とっても嬉しかったです。
Q:何か3種目制覇を達成したことで変わったことはありますか?
いつも通りトレーニングすることは変わりませんし、ただちょっぴり自信が付きました。
特に周囲の反応で変わったことは無いですが、自分のことを知っている人がちょっと増えましたね。でも、それくらいの変化で良かったと思います。
例えばアメリカでは金メダルを獲ると良くも悪くも変化が大きいと思いますが、オランダだともっと地に足が着いているというか…「すごいことを成したことは分かっているけど、だからといって今までと変わらないよね?」みたいな感覚があり、それが大事だと思っています。結局、人は人ですから。
Q:でもご家族はすごくあなたのことを誇りに思っているのでは?
もちろんです。世界選手権はチリでのレースでしたが、時差も関係なく応援してくれました。でもみんな、次の日の仕事は大変だったと思います。
世界選手権でのタイトルを獲ったこと、それが1つだけでなく、3つだったことは自分にとっても初めての出来事だったので、応援してくれる人たちにとっても大きなサプライズになったと思います。
Q:チャンピオンジャージを着用すること、その意味はどう感じていますか?
とても特別です。初めて袖を通した時、本当にこれが自分の物なのかと疑ってしまったほどです。でも着る権利を本当に得たんですよね。
直近のヨーロッパ選手権では世界チャンプのジャージを何度も着てレースをしました。その度に「これを着るのって私よね?」ってなりましたし、本当に特別な人しか着ることができないので、今の状況に感謝しています。
Q:今でもまだ実感が沸かないという感じでしょうか?
その感じはあります。着ていない時間の方が多いですし(笑)
Q:誰もが夢見るジャージを着続けているハリー・ラブレイセン選手が近くにいますよね?ラブレイセン選手のことをどう見ていますか?
彼は世界で最高の選手ですが…金メダルの獲得数は獲り過ぎですよね(笑)毎日一緒に練習をする中で彼と話して、さまざまなことを学んでいます。幸運なことに彼が近くにいるので、分からないことは聞けますし、彼のやり方を見て学べます。それは自分にとって大きなことです。

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