6月3日に防府で幕をあける『競輪ワールドシリーズ(外国人選手招聘レース)2026』。世界の強豪選手が「競輪」の舞台でどのようなレースを見せてくれるのか。今から期待は高まるばかり。

開幕に向けてMore CADENCEでは、海外から参戦する選手全員のロングインタビューを掲載する。今回は7年ぶりに日本競輪の舞台へと戻ってきた「日本を愛するオールラウンダー」ジョセフ・トゥルーマン(イギリス)の声をお届けする。

ジョセフ・トゥルーマン

英語表記
Joseph Truman
国籍
イギリス
生年月日 1997年2月14日

チームスプリントで第1走者を任される0→100の瞬発力に、1kmタイムトライアルでも好成績を残せるロングスプリントを併せ持つオールラウンダー。今回来日する男子選手の中で唯一、短期登録制度による競輪の参加経験がある。非凡なレースセンスで競輪でも安定した成績を残すなど培った経験値はアドバンテージ。日本語に真剣に取り組み、日本語を話せるという点も大きな武器となる。

7年ぶりに日本の競輪へ、ジョセフ・トゥルーマン/『2026競輪ワールドシリーズ』参加選手参加選手プロフィール

日本に帰ってこられることを心待ちにしていた

Q:トゥルーマン選手、おかえりなさい。まずは自己紹介からお願いします。

(全部日本語)私の名前はジョセフです。 イギリス出身です。子供の時から競輪選手になりたいと思っていました。 今シーズンを楽しみにしています。

Q:日本の競輪の印象は?

(ここから英語)たくさんの選手にとっての夢のような場所です。過去2シーズンにわたって関われたことはとても幸運なことです。3期目も楽しみにしています。日本国外では誰もが日本の競輪のことを知っていますし、レースのスタイルや文化について興味深いと思っていますよ。

Q:あなたの走りの強みは?

ダッシュ力とその速さを長時間保持することですね。それを活かした先行、先行捲りが武器になると思います。日本の競輪の経験があることも他の選手と比べると有利な点かもしれません。

Q:今シーズンの抱負は?

まだ日本の競輪を走ったことがない他の2人と一緒に競輪を走ることが楽しみですし、良いラインを作りたいです。特にG3のレースでは、良いレースができるようにしたいです。僕たち短期登録の選手にとってはG3に向けて、ビルドアップしていくようなイメージだと思っています。

また、過去に良いレースができた伊東温泉競輪場に戻って、レースに勝つことも楽しみにしています。情熱とハードに走る姿勢を備えたレースをお客さんに楽しんでもらいたいですね。

第2の故郷「伊豆」

Q:日本に戻ってこられることを長い間待っていましたよね?

もちろんです。2019年が最後でした。その後にコロナが流行し、音沙汰無しとなってしまいました。再度招待状をもらった時にはとても嬉しかったですし、レースをとても楽しみにしています。

Q:2019年からもう7年が経っていますが、まだいろいろ覚えていますか?

もちろんです!全てが元のままという感じですよ!でも7年間もご無沙汰していたので、細かいルールは少し忘れている部分があります。JKAの方々の協力を経て、講義でいろいろと思い出してきました。ここに来て、また地元、第2の故郷に帰ってきたような感覚です。

Q:サイテルも懐かしいですか?

サイテルも良いですよね。ノスタルジーを感じています。あの施設に立ち入った瞬間に「ここに前も来てたんだよな」と感じました。今朝の朝食も良かったですし、頭付きの魚も美味しく食べました(笑)見た目よりも味が素晴らしいですよね。

富士山も良く見えます。やっと戻ってこれて、楽しんでいますよ。そして養成所のご飯も美味しくなっていました。

Q:本当ですか?

はい。まぁ以前は慣れていなかったということが挙げられると思いますね。

ハリー・ラブレイセン, Harrie Lavreysen, NED, ヘティ・ファンデルワウ, Hetty van de Wouw, NED, マシュー・リチャードソン, Matthew RICHARDSON, GBR, ジョセフ・トルーマン, Joseph Truman, GBR, マチルド・グロ, Mathilde Gros, FRA, エレセ・アンドルーズ, ANDREWS Ellesse, NZL, 競輪ワールドシリーズ(外国人選手招聘レース)2026, KEIRIN WORLD SERIES 2026

Q:本当に日本が大好きという感じがしますが、そんなに魅力的でした?

そうですよ!僕にとってはキャリアの中での大きなステップを踏む機会なんです。前回来た時に日本語をもっと勉強しようと思いましたし、日本語が話せることで他の競輪選手や取材の人たちと分かり合えて、競輪の文化をもっと知りたいと思いました。

ただマンチェスターでは日本語を話す人を見つけるのは難しいし、教科書から学んでも実際とは違うし…今は会話を重視して勉強しています。でも漢字はめちゃくちゃ難しいですね。そういった日本語の勉強をしながら、レースにも勝ちに行くようにシーズンを過ごしたいと思っています。

記憶に残る、過去の来日で得た経験

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