自分自身との勝負。9秒切りへの挑戦

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頂点を争い続けるライバルの存在

マシュー・リチャードソン, ハリー・ラブレイセン, レイ・ホフマン, 男子スプリント, MEN'S Sprint,2025世界選手権トラック サンティアゴ, 2025 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

Q:もう何年もハリー・ラブレイセン選手とリチャードソン選手はトップ争いをしていますが、やはり倒したい相手ですよね?

もちろんです。僕は彼を倒したいし、彼も僕をと考えていると思います。でもラブレイセンとはただのライバルではなく、特別な関係なんです。他の種目で特定の選手同士がいつもトップ争いをするという構図ってあまり見ないと思うんです。僕とラブレイセンのトップ争いがすごく長い間続いているわけではありませんが、十分と言える程度には長いと思います。

そしてトラック上でも外でもお互いにリスペクトを持っています。このような関係が、僕らのスポーツにとって良いと思いますし、相手が速いし強いからこそ、自分ももっと上に行けると思うので、モチベーションの維持に繋がっています。ラブレイセンがいなかったら、僕は今のように速くはなっていないと思います。

Q:お互いがお互いを引き上げている?

その通りです。たぶん誰もが不可能と思っていた場所に2人とも立っていると思います。だから面白いんです。

Q:これから3カ月ほど、そのライバルと一緒になりますが、変な感じはしませんか?

特にそんな感じはないですよ。他の選手と比べて、レースで会う機会はもちろん多いですし、すでに話をする仲です。去年もロッテルダムに行ってレースをしましたし、ワールドカップや世界選手権以外での交流もあります。今回の日本での機会も良い時間になりますよ。大事なのはお互いが互いに対してリスペクトを持っているという部分です。

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