近畿は4車結束で脇本雄太が番手 阿部拓真は単騎の決断

2/2 Page

1番車:郡司浩平

Q:今年1年間をどう評価しますか?

大きな波はなく走れたとは思います。自分なりのレースはできましたが、大きいところで結果を残せなかったですし、まだまだ力が足りないなと感じます。その中でも、グランプリに乗ることができて感謝していますし、乗ったからには、しっかりと結果を出したいですね。

Q:この中間の調整はいかがですか?

グランプリに向けてというよりは、その先も見据えて、やるべきことをやってきました。直前はしっかりと調整をして、体が軽くなってきていると実感しています。例年、グランプリは良い状態で迎えられていますが、今年も変わらず良いと思います。

Q:グランプリに向けて、自転車はいじったりしましたか?

自転車は変えていません。1ヶ月、しっかりと馴染ませて、感覚を掴むことを意識していました。

Q:地元開催ですが、平塚競輪場での練習は?

今年は特に意識せず、直前も使いませんでした。普段でも練習やレースで走っていますからね。

Q:あらためて、本番の戦い方を教えてください。

南関は1人になってしまいましたが、単騎でも悔いなく、自分らしいレースができればと思います。

2番車:寺崎浩平

Q:今年は初のG1制覇を飾ることとなりました。

自分の想像よりも良い結果を出すことができ、充実した1年でした。G1でも上位に入れるという自信はありましたが、2025年最初のG1である『全日本選抜競輪』でしっかり結果を出せた(2着)のも大きかったと思います。

Q:この間の調整はいかがですか?

『競輪祭』後に体調を崩し休養を取りました。しっかりとリセットして、12月の頭には、岸和田で合宿を行なうなど良い練習ができたと思います。

Q:初出場となりますが、雰囲気はどう感じていますか?

思ったよりもリラックスできています。本番に向けて、緊張を高めていければと思います。

Q:自転車などを含めて、変えるところは?

新車を使います。練習の感覚は悪くないですし、今の自分の脚質にも合っていると感じます。(平塚バンクも)バンクも軽くて走りやすいなという印象です。

Q:本番の戦い方を教えてください。

自力で、先頭で頑張ります。

3番車:眞杉匠

Q:3年連続のグランプリ出場となりましたが、この1年の振り返りをお願いします。

特に後半は良くなかったなという印象です。うまく噛み合わなかったというか、変に考えすぎてしまっていたかなと思います。このグランプリはいつも通り、楽しめればと思います。

Q:体調面はいかがでしょうか?

合宿を2度行い、しっかりとトレーニングすることができました。

Q:平塚競輪場にはどのようなイメージを持っていますか?

優勝はないので……普通です(笑)

Q:本番への意気込みを教えてください。

全部出し切って、すべてをぶつけられればと思います。

4番車:南修二

Q:G2を初制覇されましたが、1年を振り返ってどのような思いでしょうか?

仲間に支えてもらった1年だったと思います。

Q:『競輪祭』から1ヶ月ほど、どのように過ごされましたか?

計画通りに練習をすることができ、体調も問題ありません。直前も良い感触でしたし、自転車は特に変えるつもりはありません。

Q:グランプリ初出場ですが、この空気感をどう感じますか?

今はリラックスした状態でいることができています。本番に向けて、少しずつ上げていければと思います。

Q:本番の戦い方は決まりましたか?

4車結束して、自分は4番手回りたいと思います。

5番車:吉田拓矢

Q:今年1年の振り返りをお願いします。

充実した1年だったと思います。G1でも5回決勝に乗れましたし、精神面での成長が安定した成績につながったと思います。

Q:コンディションはいかがですか?

体調を崩すことなく、眞杉(匠)や関東の選手たちと宮古島と宇都宮で2度にわたって合宿をして、良いトレーニングを積むことができました。良い仕上がりだと思いますし、あとは自信を持って走るだけです。

Q:自転車を変える予定はありますか?

直前に新車が来ました。今乗っているのと寸法も全部同じですし、練習で乗った時の感触も良かったのでそっちを使います。セッティング面でも気になるところはありません。

Q:本番の戦い方を教えてください。

眞杉くんに任せて、2人でゴール勝負できるように頑張ります。

6番車:阿部拓真

Q:初タイトルを獲得した1年をどのように振り返りますか?

できすぎですね(笑)。

Q:一方で落車もあり、苦しんだ時期もあったのではないでしょうか?

落車に関しては、自分の技術不足だしそういうレースをしてしまっていることが原因です。怪我で練習ができないという辛さはありましたが、苦しいという思いはありませんでしたし、コツコツとやってこられたと思います。

Q:この1ヶ月、どのように過ごしましたか?

『競輪祭』を優勝したことの反響が大きく、ありがたいことに忙しくさせてもらいました。その中でも、いろいろな方に協力してもらいながら、ここ向けてしっかりとトレーニングをしてこられました。特に直前はいわき平で小原佑太くん、新田(裕大)さんらと合宿をして、すごく良い刺激をもらいました。

Q:自転車のセッティングなどは?

少しだけ変更しました。試行錯誤しながらですが、良い方向に向いていると思います。

Q:初のグランプリの雰囲気はいかがですか?

楽しもう。それに尽きます(笑)。本番は緊張するかもしれませんが、今はとにかく、全部楽しもうとしています。

Q:前夜祭では決めかねているとおっしゃっていた戦い方を教えてください。

いろいろと考えた結果、単騎で行くことに決めました。頑張ります。

7番車:脇本雄太

Q:グランプリスラム達成というトピックもあった2025年をどう評価していますか?

ラインでしっかりと勝ち上がることができた、ということが印象に残る1年でした。

Q:『寬仁親王牌』でのアクシデント以降、体の状態はどうですか?

手術して2週間は動くことができませんでしたが、12月の頭からしっかりと乗れるようになりました。グランプリに向けて、やれることはやってきたつもりです。

Q:自転車面含め、何か変えるところはありますか?

変えようかなという気持ちもありましたが、そのままで行きます。バンクに乗れる時間がそれほど多くなかったので、変にいじるのも良くないかなと。

Q:平塚バンクの印象は?

優勝したこともありますし相性は良いと思いますが、状況が違うのでなんとも言えないですね。

Q:グランプリの戦い方を聞かせてください。

先ほど、4人でしっかりと話し合いました。寺崎(浩平)くんの番手で頑張らせてもらいます。

8番車:嘉永泰斗

Q:今年は初のG1制覇を飾るなど充実した1年だったかと思います。

後半からだんだん良くなってきたという印象です。
来年、最初のG1が地元・熊本での『全日本選抜競輪』なので、今はそこも視野に入れてやっています。

Q:『競輪祭』から約1ヶ月。コンディションはいかがですか?

競輪祭直後に体調を崩しましたが、いつもと変わらず。合宿などはせずいつも通りの練習をしてきて、良い状態だと思います。

Q:自転車の調整は?

サドル周りを触りました。あと2日かけて、調整していければと思います。

Q:初のグランプリ。雰囲気などはいかがでしょうか?

自分としては変わらず、いつも通りやるだけです。単騎で、しっかりとチャンスを狙って行けたらと思います。

9番車:古性優作

Q:ご自身として、この1年を振り返ってどのような思いですか?

自分の実力では今年はどうにもならなかったと思います。近畿の仲間に支えてもらった1年でした。
去年はG1を2勝できましたが、今年は0勝と後退してしまいました。体の状態は関係なく、自分の実力が足りていないと感じます。

Q:自転車のセッティングなどを変更する予定は?

普段から悩みっぱなしですが、グランプリはいつもと同じ自転車で行きます。

Q:中間の調整はいかがですか?

『競輪祭』後に体調は崩しましたが、計画的にトレーニングを積むことができました。直前はほとんどカーボンの自転車に乗っていたので、あと2日、しっかりと鉄に乗って仕上げていければ。

Q:本番の戦い方を教えてください。

寺崎(浩平)くん、脇本(雄太)さんの後ろで頑張ります。

▼『KEIRINグランプリ2025』関連記事はこちら
▼『ガールズグランプリ2025』関連記事はこちら
▼『ヤンググランプリ2025』関連記事はこちら