福井競輪場で開催された『共同通信社杯競輪(G2)』は、南修二が優勝。
優勝賞金3090万円(副賞含む)を手にした。
今年のビッグレースは、残すところ10月の『寬仁親王牌』と11月の『競輪祭(G1)』の2つ。
KEIRINグランプリの出場権は誰が手にするのか。
この記事では、『共同通信社杯競輪(G2)』終了時点の獲得賞金ランキング上位15位をお伝えする。
KEIRINグランプリ2025の選考基準
以下の選考基準から出場選手9人、補欠1人が選ばれる。
・G1レース優勝者
・世界選手権自転車競技大会ケイリン金メダル獲得者(選考時S級S班またはS級1班在籍)
・選考期間における選考用賞金獲得額上位者(同額の場合は1月~10月開催までの平均競走得点上位者)
KEIRIN.jp:検索/資料室>Gレース等選考基準一覧表>KEIRINグランプリ
2025年9月15日時点 賞金高順ベスト15
※『共同通信社杯競輪(G2)』終了時
順位 | 選手名 | 府県/期別 | 賞金額 |
1位 | ★吉田拓矢 | 茨城/107期 | 163,828,674 |
2位 | 古性優作 | 大阪/100期 | 160,848,548 |
3位 | ★寺崎浩平 | 福井/117期 | 137,294,000 |
4位 | 眞杉匠 | 栃木/113期 | 128,590,274 |
5位 | ★★脇本雄太 | 福井/94期 | 126,702,000 |
6位 | 郡司浩平 | 神奈川/99期 | 97,054,370 |
7位 | 南修二 | 大阪/88期 | 93,177,474 |
8位 | 深谷知広 | 静岡/96期 | 74,796,048 |
9位 | 新山響平 | 青森/107期 | 58,049,000 |
10位 | 浅井康太 | 三重/90期 | 57,202,000 |
11位 | 岩本俊介 | 千葉/94期 | 55,936,774 |
12位 | 松井宏佑 | 神奈川/113期 | 55,858,874 |
13位 | 松谷秀幸 | 神奈川/96期 | 53,211,800 |
14位 | 犬伏湧也 | 徳島/119期 | 52,582,600 |
15位 | 清水裕友 | 山口/105期 | 50,744,048 |
★=G1優勝者
南修二は“安全圏”なのか? 混沌のボーダー
『オールスター競輪(G1)』終了時点では8-11位までが超混戦だったなか、8位だった南修二が9000万強まで積み上げ、7位に順位を上げた。また、賞金争いの上では、8位の深谷知広が9位の新山響平をやや離した形となっている。
しかし、優勝すれば無条件でグランプリ出場権を得ることとなるG1は『寬仁親王牌』『競輪祭』と2つ残っている。さらに、10月には競技の『世界選手権トラック』も実施され、そこでの金メダル獲得も選考基準に含まれている。
年末の大一番は、どんな形で迎えることとなるのか。
一戦一戦から目が離せなくなりそうだ。