2018-2019トラックワールドカップ第2戦は、舞台をヨーロッパからアメリカ大陸はカナダ・ミルトンへ移し、10月26日夜に始まる。本大会から日本は中距離チームが参戦。昨シーズンは飛躍的な進化を遂げた日本中距離の期待値はどの高さと見ることができるのか、ヘッドコーチのイアン・メルビン氏へインタビューを行った。

2018-2019 Tissot UCI Track Cycling World Cup II

イアン・メルビン中距離ヘッドコーチ

大きな成長が見込める

Q:中・長距離の選手、そしてイアン・メルビンコーチにとって今シーズン初のワールドカップとなりますが、チームの状態はいかがでしょうか?

約半年、世界の戦いから離れてきました。その間に身体的に成長したし、チームとしても成長したと思っています。でもここからがレースの始まりです。本番はトレーニングとは違うので、チームとして機能するのに時間が掛かるかもしれません。身体的には良い状態ですし、メンタル面はここミルトンで自信を付けたいところです。

チームとしてのコンディションは、とても良い状態の選手もいます。新しい選手も加わり、新たなチームになっているので、実際にレースで選手たちがどのような走りなのか?どんなことが起こるのか?どれ程回復するのか?やってみないと分からないこともあります。

ただ、橋本英也のように怪我をして休んでいる選手もいる中でどれほど走れるのか、まずは見てみたいと思います。

なぜ1戦へ出場しなかったのか?