目標はBESTになること
「良いこと(脇本の優勝)も1つはありましたよ。でも男子のスプリントに出場した選手たちを含め、他は全然ダメでした。これからまたレベルアップしていかなければなりません。どの選手も強くなってきていることはよく判っています。でも良くなるだけではダメなのです。BETTER(良い)ではなく、目標はBEST(最高)になること。それは選手たちも判っているので、これからまたハードなトレーニングに励む。それだけです。」
![2018-2019 TRACK CYCLING WORLD CUP I Men's KEIRIN](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2018/10/ida-5.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
![2018-2019 TRACK CYCLING WORLD CUP I Men's KEIRIN](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2018/10/ida-8.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
今の短距離チームなら、もう1つメダルを獲得できたと考えていたことが伺える。それが果たせなかった事への責任を感じていることが、表情に浮かんでいた。
名将、いや闘将のブノワコーチと共に目指すオリンピックの頂点。その道のりはまだまだ険しく遠い。今週末にはトラックワールドカップ第2戦が、カナダ・ミルトンで行われる。そこで日本チームは更なる飛躍を遂げることができるのか。第2戦には日本から中長距離チームも参戦する。
オリンピックへ向けた目が離せない戦いがヒートアップしていく。
![脇本雄太](https://i0.wp.com/morecadence.jp/wp-content/uploads/2018/10/1686.jpg?resize=1960%2C1306&ssl=1)
Text : Mizuki Ida