玉野競輪場で行われたG2『サマーナイトフェスティバル』を制したのは眞杉匠。昨年から約2倍となった優勝賞金2,900万円(副賞除く)を手にすることとなった。

この記事では、『サマーナイトフェスティバル』終了時点の獲得賞金ランキング上位15位をお伝えする。

KEIRINグランプリ2025の選考基準

以下の選考基準から出場選手9人、補欠1人が選ばれる。

・G1レース優勝者
・世界選手権自転車競技大会ケイリン金メダル獲得者(選考時S級S班またはS級1班在籍)
・選考期間における選考用賞金獲得額上位者(同額の場合は1月~10月開催までの平均競走得点上位者)

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賞金高順ベスト15

※2025年7月21日『サマーナイトフェスティバル(G2)』終了時

順位 選手名 府県/期別 賞金額
1位 ★吉田拓矢 茨城/107期 144,385,674
2位 古性優作 大阪/100期 122,034,548
3位 眞杉匠 栃木/113期 115,588,000
4位 ★★脇本雄太 福井/94期 114,511,000
5位 郡司浩平 神奈川/99期 86,853,370
6位 深谷知広 静岡/96期 61,632,048
7位 寺崎浩平 福井/117期 51,693,000
8位 浅井康太 三重/90期 49,568,000
9位 新山響平 青森/107期 49,034,000
10位 松谷秀幸 神奈川/96期 47,475,800
11位 松井宏佑 神奈川/113期 46,308,874
12位 岩本俊介 千葉/94期 43,055,000
13位 阿部力也 宮城/100期 40,506,000
14位 菅田壱道 宮城/91期 36,065,300
15位 村田雅一 兵庫/90期 35,729,500

★=G1優勝者

5位・郡司浩平までは“ほぼ当確”?

少し気が早いかもしれないが、昨年の競輪祭終了時の賞金ランキングを振り返ると、大混戦となったグランプリボーダー=9位(岩本俊介)の賞金は「79,779,274円」。

G1ウィナーの吉田拓矢・脇本雄太はすでにグランプリ出場権を手にしているが、今年の賞金争いがほぼ同水準で進んでいくと想定すると、5位の郡司浩平(86,853,370円)まではかなり有利な状況といえるだろう。一方で、7位以降はかなりの混戦模様となっている。

直近のビッグレースは、8月に函館で開催されるオールスター競輪。ぜひご注目いただきたい。

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