1番車：佐藤水菜
準決勝12R 1着
Q：準決勝、5番手から進めていきましたが、どのような想定でしたか？
奥井選手の後ろを狙っていたので、想定通りにはいきませんでしたが、うまくリカバリーできました。梅川（風子）選手の位置取りも考えながらのレースでしたが、しっかりと進められたと思います。
Q：先に梅川選手が仕掛けて一時最後方となりましたが、焦りはなかったですか？
はい。焦ることなく、しっかりと自分のタイミングで仕掛けることができました。
Q：ここまで、状態はいかがですか？
状態は悪くないと思いますが、ゴール前はかなりキツいです。車間がない状態でのゴール前勝負になると厳しい戦いになってしまうのかなとも感じますが、そこは気合いで乗り切りたいと思います。
Q：1番車で迎える決勝となります。
選手紹介などで1番目に出て行ったりするのが恥ずかしくて、少し嫌です（笑）。
Q：暑さの影響はないですか？
初日（8R）はかなりキツかったですが、夕方になると涼しくなりますね。しっかりと順応もできていると思います。優勝だけを狙って頑張ります。
2番車：仲澤春香
準決勝11R 1着
Q：準決勝は、3番手からのレースとなりました。残り1周半で竹野百香選手、尾方真生選手が動いていった時はどんな考えでしたか？
早い段階で動きがあったので、他の選手を一度前に出して、スピードが緩んだタイミングで自分も踏んでいこうと考えていきました。スタンディングで踏んで行った時、少し重い感じがしましたが、なんとか最後まで走り切れました。
Q：先頭に立った後、スピードの感覚としてはいかがでしたか？
脚見せの時からダッシュの部分であまり噛み合ってない感じがあって、最後はいつもの3倍くらい長く感じました（笑）。
Q：初のG1ですが、緊張はほぐれてきましたか？
そうですね。今日は落ち着いて、周りの動きをしっかりと見ながら、自分のやるべきことをやろうと考えることができました。
Q：準決勝を1着で突破できたことは自信につながるのではないでしょうか？
しっかりと自分の間合いを作れましたし、全体の波を感じながら走ることができたので良かったと思います。
Q：2走してみて、コンディションはいかがでしょうか？
体調はすごく良いですが、実戦で噛み合ってない感じはあります。ただ、そこは言い訳にせず、万全な状態で明日を迎えられるように頑張りたいです。
まずは、目標としていた決勝に来ることはできました。強い先輩ばかりなので、諦めずに走りたいです。
3番車：尾崎睦
準決勝12R 2着
Q：準決勝、どのような想定でしたでしょうか？
サトミナ（佐藤水菜）か梅川（風子）さんの後ろが良いなと思っていました。その近くにいれば、自分も勝ち上がりに近づけると考えていました。
Q：最終周に入るところで、梅川選手について上がっていく形となりました。
梅川さんが（佐藤より）先に仕掛けるということは想定していたので、しっかりついていきたかったですが、口が空いてしまいましたね。最近は梅川さんと練習もさせてもらっていましたが、練習よりも遥かに強かったです。
Q：最後の直線の伸びの感触はいかがでしたか？
前が踏み合ってくれた結果追いつくことができただけで、力の差は感じました。
一方で、それでも勝負できるのが競輪だと思います。そこが私の持ち味であり、私が競輪を好きな理由です。決勝でもやれないことはないと思うので、自分を信じて頑張りたいです。
Q：コンディション面はいかがでしょうか？
初日よりも今日のほうが湿度も高く、バンクも重く感じました。初日に車輪が壊れてしまったのですが、今日の車輪が合ってなかったとも感じます。明日は新しい車輪で挑めるので、修正していきます。
Q：明日に向けて、意気込みを聞かせてください。
まずは決勝に乗ることを考えていたので、スタートラインに立てたことは良かったと思います。この後、優勝するためにどうするべきかを考えていきます。
Q：暑さは問題ないでしょうか？
ビーチバレー出身なので、これくらいは平気です（笑）。
4番車：竹野百香
準決勝11R 2着
Q：準決勝は積極的なレース運びでした。
自分の位置どりも良くなかったなか、坂口楓華さんがS（誘導員の後ろ）についたので、このまま行かせてしまってはまずいと思い、打鐘のところで切りにいきました。
Q：そこで動いたことで良い流れになったかと思いますが、後ろの動きについてはどう考えていましたか？
誰が来るかわからなかったので、来たところで反応しようと思っていました。最終周に入るところではかなり脚も苦しい状態でしたが、ギリギリ（仲澤春香に）飛びつくことができ、2着に残れたので良かったです。
Q：2走してみて、手応えはいかがですか？
こういった大舞台で2日連続で確定板に乗ることができたのは初めてですし、決勝に上がれるなんてすごく感動しています。
Q：状態面は万全ですか？
正直なところ、来るまではイマイチだったのですが、気持ちで走れていると思います。
Q：決勝は、どのような走りを見せたいですか？
今日のレースのように、出し惜しみすることなく自分でレースを作っていきたいと思います。
5番車：梅川風子
準決勝12R 3着
Q：準決勝は後方から進めていく形となりました。
車番も良かったので、自分でポジションを選ぶことができました。自分の行きたいところから、力を発揮できればと考えていました。
Q：仕掛けていった時の手応えはいかがでしたか？
相手も強く、自分の思うように前に出ることができませんでした。太田（りゆ）さんの踏み出しも力強かったですし、後ろの佐藤（水菜）選手にとって良い目標になってしまったところは、自分の力不足だと感じました。
Q：2走してみて、感触はいかがでしょうか？
準決勝は強引に、がむしゃらに前を叩くことを考えて走った結果なので、内容としては良くなかったです。あとは、最後までしっかりもがけるフォームを意識して、決勝の準備をしていきます。
Q：2度目のG1優勝に向けて、意気込みをお願いします。
優勝できるチャンスは来ていると思います。しっかりと決勝の舞台に立つことができたので、優勝を目指して頑張ります。
6番車：柳原真緒
準決勝11R 3着
Q：準決勝はどのような想定でしたか？
5番車ということもあり、自分の取りたい位置は取れないだろうな、と考えていました。（打鐘のところでは）前に行った3車は切れないなと思ったので、いったん降りて5番手、という判断をしました。
Q：その後、仲澤春香選手が動いていきましたが、どう見ていましたでしょうか？
どこかで外を踏んで仕掛けていきたかったのですが、道中で内に差してしまい、外に持ち出せる感じはありませんでした。しっかりと今日動いておきたかったので、そこはすごく反省しています。
Q：決勝はどのようなレースを考えていますか？
G1で決勝に乗れてはいますが、勝ち切れてないのは自力を出せていないからだと思っています。
もちろん優勝を目指していますが、次のG1につながるレースがしたいとも考えているので、内容も重視しつつ勝ちにいければと思います。
7番車：奥井迪
準決勝1R 4着
Q：準決勝4着での勝ち上がりとなりましたが、振り返ってみていかがですか？
正直、なにもできなかったという感覚です。初日も今日も、運で勝ち上がれただけだと思います。
Q：残り1周半を過ぎたあたりで動いていく形となりました。
もう少し車間を開けて、自分のタイミングで行ければよかったのですが、中途半端になってしまいました。あれでは（前を行った太田りゆに）合わせられてしまいます。今日は本当に良いところがなかったです。
Q：体調としてはいかがでしょうか？
コンディションは良いですし、しっかり踏めている感覚はありますが、レベルが高いです。自分がその域まで行けていないなと感じています。
一方で、この2日間、改めて「競輪は何があるかわからない」と実感しました。チャンスがないわけではないはずなので、自分の走りに集中したいです。
Q：決勝に向けての意気込みをお願いします。
決勝の舞台で先行したいという思いで練習してきました。せっかく決勝に進むことができたので、自分らしいレースをしたいです。初めての岸和田での優勝をG1で飾れたら最高ですね。
