5月から6月にかけて、トラック競技の国際大会『ジャパントラックカップ』『JICF 国際トラックカップ』が立て続けに開催されたばかりだが、今週末6月21・22日にも、自転車関連のビッグイベントが嬉しいことに?悲しいことに?目白押し。
高松宮記念杯競輪&パールカップ

6月17日〜6月22日
大阪・岸和田競輪場
まずは競輪のG1。大阪・岸和田競輪場にて『高松宮記念杯競輪』が開催。
同時開催のガールズG1『パールカップ』の決勝は6月19日だが、『高松宮記念杯競輪』は6月21日(土)が準決勝、6月22日(日)が決勝というスケジュール。
年間6レース行なわれる男子G1レースの3つめ。ここから、年末に開催される『KEIRINグランプリ』出場をかけて一気に熱を帯び始めるだろう。そして、『高松宮記念杯競輪』『パールカップ』は、ともに“東西対抗戦”という特殊な形態で行なわれるG1。独特な熱気を帯びた戦いを、体感いただきたい。
X Games Osaka 2025

第2回全日本BMXフリースタイル・パーク選手権大会(2018年)中村輪夢
6月20日〜22日
大阪・京セラドーム大阪
万博の開催でも注目を浴びている大阪だが、この週末はビッグイベント祭り。『高松宮記念杯競輪』だけでなく、この週末にはアクションスポーツの世界的イベント『X Games』も大阪で開催される。
世界13か国からBMX/Moto X/スケートボードのトップアスリートが集い(オリンピックメダリストはなんと16人!)、頂上決戦が繰り広げられる。
BMXでは、『2025 UCI BMXフリースタイル ワールドカップ第1戦』でも活躍した中村輪夢、片桐悠らの出場も注目。
音楽ライブやグルメ、アートなどさまざまな催しも開催され、大きな盛り上がりを見せること間違いなし。
2025全日本選手権ロード

6月21日〜22日
静岡・日本サイクルスポーツセンター
静岡で行われるのは、『第93回全日本自転車競技選手権大会 ロード・レース』。
男子エリートクラスのディフェンディングチャンピオン小林海(JCL TEAM UKYO )、先日の『ツアー・オブ・ジャパン』でも存在感を見せた金子宗平(群馬グリフィンレーシングチーム)らのほか、トラック競技ナショナルチームの中長距離メンバーも多数エントリー。
その名の通り、日本チャンピオンを決める格式高い大会。ぜひ、見届けていただきたい。
伊豆で開催の『2025全日本選手権ロード』 トラック競技ナショナルチームメンバーも多数エントリー/6月21日(土)・22日(日)
週末……どうする?
それぞれに種目こと異なるが、ビッグイベントが多数控えるこの週末。
本格的な猛暑を迎える前のお出かけにはぴったり。なのだが、問題は日程が思いっきり重複していること。
週末までまだ少し時間はあるので、ぜひご検討(どれに行くか、あるいはどうやって全部行くか)を!