G1通算16勝など数々の金字塔を打ち立て、2024年12月24日付で惜しまれながら競輪選手を引退、2025年4月1日付で日本競輪選手養成所(JIK)の所長に就任した神山雄一郎。
5月15日(木)より宇都宮競輪場でスタートした「レジェンド神山雄一郎カップ(G3)」最終日に、エキシビジョンレースに出場する。

宇都宮の皆様に最後に走る姿を

名を冠した記念すべきレースの第1回となる「レジェンド神山雄一郎カップ(G3)」には、新山響平、眞杉匠、清水裕友という3人のS級S班の選手をはじめ、豪華メンバーが出場中。
最終日5月18日(日)4R発売中に開催されるエキシビジョンレースには、神山雄一郎をはじめ、坂本英一(59期)、江連和洋(76期)ら地元選手が出場する予定だ。

エキシビジョンレース 出走予定

5月18日(日)4R発売中

車番 選手名
1 神山雄一郎 61期
2 鈴木宏章 80期
3 宮原貴之 67期
4 黒田充 73期
5 江連和洋 76期
6 黒田篤 88期
7 伊藤一貴 72期
8 坂本英一 59期
9 渡邊恭典 75期

4月1日より日本競輪選手養成所(JIK)所長に就任、5月13日に行われた入所式では、自らの現役の経験を踏まえメッセージを送った神山雄一郎。

このエキシビジョンレースに向けて、4月中旬より養成所に事前入所した候補生たちの訓練に混ざり自転車に乗っていたという。

入所式で話を伺うと、「最後が宇都宮ではなかった(最後の競走となったのは12月23日の取手競輪場:1着)ので、宇都宮の方にも最後に走る姿を見ていただきたい」と話したほか、「(通算909勝での引退となったので)このエキシビジョンで優勝して、910勝で終わりたいなと思います(笑)」と意気込みを語っていた。

なお、このエキシビジョンが行われる最終日も含め、トークショーも実施される予定だ。
ぜひ、レジェンドの走りにもご注目いただきたい。

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