第2回トーナメント競走 1日目

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男子:6人中5人が“金帽”のレースを制したのは?

準決勝を終え、決勝へと勝ち進んだのは以下の6名。
安達光伸を除く5名が、第3回記録会でのゴールデンキャップ獲得者という顔合わせとなった。

決勝戦メンバー

車番 名前 都道府県
1 三神遼矢 福島
2 邊見竜馬 福島
3 椎名俊介 茨城
4 安達光伸 岐阜
5 長野魅切 愛媛
6 吉岡優太 茨城

決勝は長野、安達、邊見、吉岡、椎名、三神の並びでスタート。

誘導員が抜けると、邊見が3番手から先頭に立つ。

残り1周半、番手から一気に先頭に立ったのは長野。

スピードは上がっていき、一列棒状で残り1周。打鐘と同時に、後方で待機していた吉岡・椎名・三神が大外から前に出ようとするが、その動きに合わせて先頭に立ったのは安達。

持ち味の持久力をいかし、そのまま逃げ切り安達が優勝。

安達 光伸,𠮷岡 優太,椎名 俊介,邊見 竜馬,長野 魅切,三神 遼矢,第2回トーナメント競争, 日本競輪選手養成所 第127・128回生

2位に吉岡、3位に椎名俊介となった。

▼第127回生(男子)決勝・準決勝成績はこちら
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優勝:安達光伸候補生インタビュー

Q:率直なお気持ちを聞かせてください。

戦法が捲りになってしまい悔しいですが、優勝できたことは素直に嬉しいです。

Q:卒業記念レースではどのような走りをしたいですか?

今日も、第1回トーナメントでも、あまり先行ができませんでした。卒業記念レースでは、先行で力強いレースをしたいと思っています。

女子 250バンクらしい激しいレース展開

予選3レースを終え、決勝メンバーは以下の6名。

決勝戦メンバー

車番 名前 都道府県
1 半田水晶 茨城
2 岩元杏奈 宮崎
3 北岡マリア 石川
4 岡田優歩 和歌山
5 今西瑠花 大阪
6 伊藤柚姫 兵庫

伊藤、半田、岡田、北岡、今西、岩元の並びでレースがスタート。

誘導員が外れたタイミングで、岩元が内から最後尾から中盤まで位置を上げていく。

残り2周に入るところで、今西が大外から先行の構えをみせるなか、番手に入ったのは半田・北岡。

残り1周、2コーナー出口から半田が一気に捲っていき、北岡・岩元と続く。

岩元も3番手から捲りを開始、番手の北岡も合わせていくが、半田のスピードが上回り半田が優勝。

2着は北岡、3着は岩元が入った。

▼第128回生(女子)決勝成績はこちら
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優勝:半田水晶候補生インタビュー

Q:決勝戦の感想を教えてください。
レースの内容は正確に覚えていないのですが、前に出る競走をしようと思っていました。自分の力を出し切って、最後の直線は気持ちで戦いました。

Q:卒業記念レースまでの間どのように過ごしますか?
第1回トーナメントの際、前日に追い込んだトレーニングをしたところ調子を落としてしまったため、そういった部分もケアしながら調整していければと思います。

来月3月4、5日には、養成所生活の総決算となる卒業記念レースが静岡競輪場で開催される。
候補生たちの晴れ姿。一般観覧も可能となっているので、ぜひその目で未来のスターたちをご覧いただきたい。

卒業記念レースの舞台が静岡競輪場に決定!/日本競輪選手養成所(JIK)