沢田桂太郎が今大会3冠・男子スクラッチ/2018全日本選手権トラック

2018全日本選手権トラック男子スクラッチ

9月9日に静岡県にある伊豆ベロドロームで、『全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(全日本選手権トラック)』の2日目が行われ、男子スクラッチは沢田桂太郎TEAM BRIDGESTONE Cycling)が圧巻の勝利を見せた。1kmタイムトライアル、チームパシュートに続く今大会3冠目。

今回の男子スクラッチは1周250mのバンクを60周、15kmで競われた。

2018全日本選手権トラック男子スクラッチ

沢田桂太郎が大本命と目された中で始まったこのレースは、最初の10周が穏やかなまま過ぎていった。しかし、12周目に橘田和樹(立教大学)が集団から飛び出す動きを見せると、一気にレースは活性化。唯一高校生で出場した兒島直樹(祐誠高校)が単独で先行し、8周近く逃げる場面もあった。

兒島直樹が集団に追いつかれると、再び橘田和樹が飛び出し、これに村田佑樹(日本体育大学)が追随して2人で先行。2人が追いつかれた28周目には徳田匠(鹿屋体育大学)が単独で抜け出しを見せる。

2018全日本選手権トラック男子スクラッチ

この徳田匠の単独先行は一時、ラップ認定(メインとなる集団を1周追い抜くこと)直前にもなるが、それは許さないと一気に集団がスピードアップ。次々と除外される選手も出る中で、徳田は46周目に集団に捕まった。

そして、レースは残り10周の50周目に、平安山良希(日本体育大学)と竹澤啓介(鹿屋体育大学)が勢いよく飛び出した。

この2人は最大で半周差ほどの先行に成功するが、残り3周を切ると沢田桂太郎がまるでロケットのような勢いでスパート。残り1周で先頭の2人を捉えると、そのままの勢いで最終周回を走りきり、ゴールラインを単独で駆け抜けた。

2018全日本選手権トラック男子スクラッチ

2位は新村穣(CS Slinger)、3位は山田康太(京都産業大学)となった。

ラスト2周になったら行くと決めていた

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