晴天の中実施されたTHE BANK SAUNA FES in SHIZUOKA KEIRIN。2024年にも静岡競輪場で実施されたイベントの続編が1月26日に開催された。
1年前に実施された際には4基だったサウナが、今回は8種類12基に。パワーアップして静岡競輪場に帰ってきた。
編集部は今年もこの企画に潜入。
世界初の試みとなった「ワットバイクエアー熱波」、「何故そこにいるの?」なナショナルチームの面々など、盛り上がったイベントの様子をレポートする。
サウナを愛し、サウナに愛されるムキムキ男
イベントは10時~、13時~、15時~とそれぞれ2時間の3部制。各回先着50名・事前申し込みでの募集となったが、募集開始からすぐに枠は完売(無料だが)。注目度の高さが見られる形となった。
今年も中心となったのは遠藤勝弥選手(以降エンカツ選手と記載)。サウナを愛し、サウナに愛されるムキムキ男が活躍する1日。
朝、準備をしているスタッフたちだが、その中にはレースで良く見る顔が……
この後ろ姿は?
長迫吉拓選手。
BMXレーシングでリオオリンピック、東京オリンピックに出場したのち、自転車トラック競技のチームスプリント種目でパリオリンピックに出場した、バリバリのオリンピアンだ。
一体何をやっているのか聞いたところ、催しの競輪サウナ部の部長、今回の企画のリーダーでもあるエンカツ選手の要請によって助っ人として登場したとのこと。今回は「サ守」(サウナの温度を守る人。火の管理、室内の熱気の管理、薪割など仕事は多岐に亘る)の役割で緊急参戦となった。
新田祐大選手が愛用する“新田サウナ”をヘビーユースしている長迫選手。そこで磨かれた腕が競輪サウナ部に評価されたとのことだった。
世界初の試み「ワットバイクエアー熱波」とは?
10時の開店に向け黙々と準備を行っていく中、当日のメインイベント、世界初の試みとなる「ワットバイクエアー熱波」の設営も進められていく。
ラッパのような送風口に繋がれたホース、そしてホースがワットバイクの送風口に装着されている仕様。開発に関してはUK/madsaunistさんからのアイデアをいただいたそう。競輪選手がワットバイクに乗り、バイクから押し出される空気がサウナに入り熱気を循環させていく形となっている(完全手作り)。
果たしてその効果や如何に?