【前検日】競輪祭女子王座戦 ガールズグランプリ2023へのラストチャンス
1番車：松浦悠士
準決勝11R：1着
Q：準決勝、どのような想定でしたか？
2、3番手を狙って行きました。
Q：外外を回される展開でしたが、犬伏湧也選手と2人で出切ってワンツーを決めました。
今日は犬伏くんの感性に任せて、行けると思ったタイミングで行ってもらうようにしていました。前の様子はわかっていないなか、一瞬シッティングでついていこうかなとも思いましたが、しっかりスタンディングでいきました。出てからは犬伏くんがかなりキツそうだったので、しっかりサポートしながらでしたね。
Q：昨年のグランプリ制覇以降、厳しい時期もありました。
まだここがスタートラインだと思います。しっかり準備してきたからこその結果だと思うので、もう1つ頑張ります。
Q：グランプリに向けて、賞金での順位争いというよりは明日の優勝を目指す？
そうですね。賞金だと他の人の結果次第になりますので、自分で優勝するのがいちばんわかりやすいと思います。
Q：状態面はいかがですか？
今年いちばんいい状態だとは思います。今日はギリギリだったので、もう少し余裕が持てたらいいですね。荒井選手が3番手になったのも大きいです。
2番車：脇本雄太
準決勝10R：1着
Q：準決勝は前々で進める形となりました。
窓場くんが前から組み立てたいということだったので、浅井さんに無理言って前を取ってもらうようお願いしました。窓場くんが冷静に仕掛けてくれましたね。
Q：新山響平選手が駆けていくなか、脇本選手にとっては難しい判断を強いられたと思います。
残り半周までは待とうと思っていましたが、（窓場の）車が出ている感じがなかったので、申し訳ないですが、という考えでした。道中は冷静にいられたかなと思いますが、まだまだ勉強するところは多いです。
Q：グランプリ争いも熾烈となっています。
そのあたりはあまり意識せずに、まずは優勝目指して頑張ります。
3番車：荒井崇博
準決勝10R：2着
Q：準決勝は単騎でのレースとなりましたが、北日本の後ろに入る形でした。
どこかが仕掛けるかなと思っていたので、あの位置に入りました。狙い通りです。
Q：道中は3番手でいい位置取りとなりました。
前2人抜けば決勝に乗れると思って、それしか見てなかったです。
Q：2年前の競輪祭以来の決勝となります。
うん、頑張る！
Q：自転車の進みも良さそうに見えます。
はい、見て判断してください（笑）。
Q：明日の戦い方は？
中四国の3番手で、一発狙って行きます。
4番車：寺崎浩平
準決勝12R：1着
Q：準決勝、古性優作選手が前に出て、という展開でした。
思った通りの並びでした。郡司さんを突っ張って、中野くんが来るタイミングでどうするか、ということを考えていました。南関が追い上げてきた時にもうちょっと出られていればよかったのですが脚がなかったです。脚力が足りないなと思います。
Q：状態面はいかがですか？
いい状態で来られています。トレーニングや自転車のセッティング、乗り方、レースに対する気持ちなど、いろいろなことが噛み合っていると思います。疲れはありますが、連戦の分緊張を維持できているので、いい風に捉えたいです。
Q：寬仁親王牌から連続での決勝となります。
しっかりG1で戦えているという実感があります。
Q：近畿勢は3人での決勝となります。
先頭でしっかりと力を出し切って、脇本さんと勝負できるように頑張ります。
5番車：松谷秀幸
準決勝11R：3着
Q：北井佑季選手との連携でした。どのような作戦でしたか？
後ろ中団を取って、という想定でした。中釜（章成）くんが切ったところで、作戦としては出させるイメージでした。
Q：後ろが並走しているところはわかっていた？
すかさず眞杉（匠）くんが来て、9番（犬伏湧也選手）も外に見えていました。北井も踏みっぱなしでキツかったと思います。本当は迎え入れたかったですが、申し訳ないけど切り替えさせてもらいました。
Q：今年2回目のG1となります。
全日本選抜以降、調子が上がっていなかったですが、寬仁親王牌から感覚がよくなってきています。
Q：神奈川勢の北井選手、郡司浩平選手がグランプリで待っています。
まだそんなレベルじゃないですが、ちょっとでもあの2人に貢献できたらいいなと思います。
Q：体の状態はいかがですか？
今日は疲れを感じましたが、北井が頑張ってくれたおかげです。しっかり休養を取って、明日に備えたいと思います。明日は菅田くんの後ろで行きます。
6番車：村上博幸
準決勝12R：2着
Q：準決勝はどのような作戦でしたか？
後手だけ踏まないように、と考えていました。古性がなんでも対応してくれると思っていましたが、追走が難しかったですね。打鐘過ぎ、内に差し込む時間が長くて、だいぶロスしてしまったので心配でした。しんどかったです。アクシデントはありましたが、自分としては喰らいつくことができて、精一杯だったかなと思います。
Q：2020年の全日本選抜以来のG1決勝です。
怪我から復帰をした時に、G1の決勝を目標に頑張ってきました。競輪に対してしっかり取り組めたことで、目標を達成できたと思います。
Q：今開催を通じて、状態はいかがですか？
競輪してるな、というレースが4日間続いています。初日も苦しい展開でしたが対応できましたし、いい状態で来られていると思います。
Q：脇本選手、寺崎選手も勝ち上がりを決めています。
3番手になると思います。決勝ならではのすごいメンバーですが、とにかく疲れを取って全力を出し切るだけだと思います。
7番車：犬伏湧也
準決勝11R：2着
Q：今年初のG1決勝となります。率直な思いを聞かせてください。
最後のG1でようやく決勝に上がれました。気持ちを強く持って挑んでよかったです。
Q：準決勝は松浦悠士選手との連携。前から進めていく形でした。
打鐘のあたりでペースが上がって、車間が空いてしまいましたが、そこでしっかりと踏み込んでいきました。
Q：北井佑季選手が駆けていき、外外を回っていく展開でした。
眞杉（匠）を超えたらなんとかなるかなと思っていたので、そこがポイントでしたね。
Q：4走してみて、体調面はいかがですか？
京王閣での優勝の勢いのまま来られています。気持ちを切らさずにやってきてよかったなと思います。
疲労はありますが、日を追うごとに脚の状態は良くなっています。久々のG1決勝、近畿勢も強いと思いますしスピードバトルにはなると思いますが、優勝目指して自力で頑張ります。
8番車：菅田壱道
準決勝12R：3着
Q：アクシデントもあり素直に喜べないかと思いますが、準決勝を振り返ってみていかがでしょうか？
古性くんが来るのはわかっていましたが、さすがとしか言いようがないですね。何もやれていなくて、慎詞に迷惑しかかけてないので、今後はこういうレースをしないように技術面含めて高めていきたいです。
Q：G1決勝は3年前の寬仁親王牌以来です。
嬉しいですが、北日本の仲間が1人もいないというのは寂しいです。今度はみんなで乗れるように、しっかりしていきたいです。
Q：調子はいかがですか？
調子自体は悪くないですが、ここまで上がれたのは運の要素が大きかったと思います。
Q：8番車からのスタートとなります。
松谷さんがついてくれるので、責任を持ってやれることを最大限発揮したいです。自力自在で頑張ります。
9番車：浅井康太
準決勝10R：3着
Q：準決勝はスタートから出していく形となりました。
前で運びたいということだったので、勝負していきました。新山（響平）くん、坂井（洋）くんもダッシュがいいイメージがあったので厳しいかなと思いましたが、タイミングもよく、取ることができました。
Q：そこからは窓場千加頼選手、脇本雄太選手に任せる形でした。
脇本くんが残り半周すぎくらいで踏み出したので、それに合わせて突っ込みました。タイミングがたまたまあったと思います。脇本くんが1着狙いに行ってくれたおかげで、3着を取れました。
道中で窓場くんが突っ張った時に内を突かれないようにと考えていました。少し空いてはしまいましたが、落ち着いて走れたと思います。あとは前の2人を信頼していましたので、しっかりと3番手の仕事をしようという感じでした。
Q：1走目の後に自転車を調整したとおっしゃっていましたが、どういった修正を？
ドームだと回転数が上がるので、そのあたりを修正しました。そこがうまく行っている分、地に足がついて挑めています。
Q：G1の決勝は全日本選抜以来です。
ここまで来られたのはラインのおかげもあると思っているので、負けてしまった中部勢の思いを背負ってしっかり走っていきたいです。
