この春競輪選手としてデビューした中石湊(北海道・125期)が、2024年8月22日からの西武園競輪(F2・ミッドナイト)開催にて3日間連続1着となり、3場所連続完全優勝を達成。8月25日付でA級2班に特別昇班することが決定した。 なお同日に南部翔大(大阪・125期)も特別昇班が決まっている。
ナショナルチームでも実績を残す中石湊
2004年生まれの中石湊は、ジュニア時代からナショナルチームに参加。高校卒業後に競輪選手養成に入所し、所在所中はゴールデンキャップも獲得している。
2024年2月には養成所での訓練の傍ら、インドで行われたアジア選手権にも出場。自身初のエリートカテゴリー国際大会でチームスプリントで小原佑太・山﨑賢人とともにチームを組み優勝、1kmTTでは2位という成績を残している。2028年のロサンゼルスオリンピックでの活躍が期待される選手の1人だ。
競輪選手としてデビューした後は負傷による欠場もあったが、連勝を重ね、8月25日に特別昇班に至った。