7月14日に熊本新市街エリアで開催された『熊本競輪 Re:スタートフェスティバル』の模様をレポートする。

約8年ぶりに熊本競輪が「Re:スタート」

2016年4月の熊本地震で大きな被害を受け休止していた熊本競輪。8年4か月ぶりの再開となる『熊本競輪再建記念 F1』が、7月20〜22日に開催される。

それに先立つ7月14日、「Re:スタート」を祝したイベントが熊本城のお膝元「花畑広場」と「サンロード新市街商店街」で開催された。

日本初!競輪選手による商店街でのスプリントレース

イベントの目玉は「サンロード新市街商店街」を舞台とした『ストリートKEIRIN in 熊本新市街』。

明治36年に設立、ショッピングアーケードとして西日本最大級の幅の広さを誇る「サンロード新市街商店街」に特設コースを設置し、1対1のスプリントレースを行うという前代未聞の催しだ。

この日の熊本はあいにくの大雨。
雨の心配もあるが、そもそも本当に商店街に特設コースが?

あった。

長い商店街をぶち抜く、直線スプリントコース。
(※雨による安全面を考慮し、当初の予定から縮小し実施)

およそ商店街には似つかわしくない発走機。

本当にレースが行われる……ようだ。

スタート前には、安全にレースが実施できるようコースの整備が行われていた。屋根があるため直接雨に打たれることはないが、高速で疾走するには濡れた路面は危険だからだ。

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