三重・四日市競輪場で行われたF2戦『稲藤日永うちわ杯』で、日本ナショナルチーム中距離橋本英也競輪選手としてのデビュー戦に出走。初日、2日目と1着で進み、2018年7月13日に行われたA級チャレンジ決勝でも1着の完全優勝を果たした。

「絶対に優勝しなければならない」という想い

初日のレースについては、ラインの方々と「早めに行こう」と話していたし、みんなが動く前に動きたかったのがありました。デビュー戦では観客の皆さんへインパクトのあるレースを提供したいなと思っていたので、リスクを負ってでも、ああいう運びになりました。

中距離の脚なので、脚には自信がありました。競輪というよりは、スクラッチレースにしちゃったという感じですね。後ろの方々はキツかったかもしれませんが、観ている方々にとっては「面白い」と思ってもらえるレースができたんじゃないかなと思います。

2日目も上手く先行する事ができました。最終日の決勝では先行する所だったんですけど、同期の樋口君がいたので「組もうか」という話になり。

今日、僕が先行する事に期待してくださっていた方々には申し訳なかったですが、ライン組んで番手につくなら「絶対に優勝しなければならない」という想いで走りました。

樋口君に残すワンツーで決めたかったんですけど、予想より後ろの方々が来るタイミングが早かったのと、自分のテクニック不足があって、2位に残したかったんですけど、3位になったのが自分のテクニック不足だなと思います。レースは全て想像した通りの展開を作れたので、すごく良かったです。

競輪で初めて稼いだお金は、これまでお世話になった家族や、師匠たちに美味しい食事などでお礼がしたいですね。

この後はすぐに長野へ移動して、週末のJICF国際トラックカップへ出場します。その後、中2日で佐世保の競輪へ出場し、あとはアジア大会へ向けた合宿に参加する予定です。

佐世保でもピンピンピンが穫れるよう、しっかり頑張ります!

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