女子(128回生)2000m

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男子(127回生)3000m

男子は女子より1000m長い3000mが測定される。男子の中で「ゴールデンキャップリーチ」となっていたのは市田龍生都、丸山留依、三神遼矢の3人。3人1組で測定が進んでいく中、市田は4組目の出走となった。

3人の候補生が一緒に発走機につき、数秒のタイム差で次々にスタートし、タイムを測定する。3走目の市田は前の2人を追い抜き、どんどん周回を重ねていく。

しかし途中、1走目の椎名俊介も粘りを見せ、再度追い上げて最後は2人横並びでフィニッシュ。この組は椎名と2走目の下山聖斗も「評価4」をクリアする好タイムを記録していたが、その中でも市田は堂々の「評価5」、ゴールデンキャップ獲得となった。

市田龍生都タイム一覧

200mTT 10″68
400mTT 21″84
100mTT 1′05″54
3000mTT 3′42″09

丸山は9組目で出走。頭を低くしたフォームで周回を重ね、息苦しくなってフォームが乱れるといった様子を全く見せずにフィニッシュ。「3000mは得意」と語った丸山は言葉の通り好タイムで測定を終え、ゴールデンキャップを獲得。ガッツポーズを見せた。

丸山留依タイム一覧

200mTT 11″11
400mTT 21″97
100mTT 1′07″75
3000mTT 3′46″28

三神は測定も終盤戦に入る17組目で出走。最初の1000mが終わるあたりで前を走っていた小西涼太を追い抜いた三神は、すでに測定を終えた候補生が多いこともあり大声援の中でフィニッシュ。しかし残念ながらゴールデンキャップの獲得タイムをオーバーし、この種目を「評価4」で終えた。

三神遼矢タイム一覧

200mTT 10″83
400mTT 22″84
100mTT 1′07″07
3000mTT 3′56″27

今回の記録会は、女子の第1回記録会の200mタイムとしては過去最高の平均タイムとなった。また市田の400mの記録は117期の菊池岳仁が樹立した養成所記録を塗り替えるもの。総評の場にて教官は「5年前、この記録は永久に破られないと感じたほどのものだった」として高く評価した。

その他の写真は「写真ギャラリー」より閲覧可能。

候補生たちのコメントはこちらで紹介している。

第127回生 全候補生記録(PDF)
第128回生 全候補生記録(PDF)

【男子】能力評価基準タイム(PDF)
【女子】能力評価基準タイム(PDF)