2023年4月1日〜2024年3月31日の、競輪の車券売上高が1兆1892億4817万7600円となったことが発表された。

2023年度総車券売上は1,189,248,177,600円
(対前年度比 109.0%)

直近10年の総車券売上高の推移は以下の通り。

年度 総車券売上高 前年度比
2014 615,881,029,300円 101.6%
2015 630,805,270,900円 102.4%
2016 634,598,214,600円 100.6%
2017 640,006,209,000円 100.9%
2018 654,117,125,300円 102.2%
2019 660,460,555,100円 101.0%
2020 749,990,196,400円 113.6%
2021 964,613,447,100円 128.6%
2022 1,090,779,290,200円 113.1%
2023 1,189,248,177,600円 109.0%

※2021年度以降は250競走の売上を含む

売上は地方財源、そして社会保障へ

出典:競輪/オートレース制度の仕組み(経済産業省)

施行者は競輪事業による収益を地方財政や社会福祉に役立てることができ、さらに売上の一部(競輪の場合は約1.9%)をJKAの競輪振興部門に交付。JKAは全国各地の施行者から受けた交付金をもとに、補助事業への補助を行なっていく。

競輪の売上は震災、高齢化など、さまざまな日本の問題を陰ながら支えている存在でもある。

参照:経済産業省「競輪/オートレース制度の仕組み」 , 経済産業省「競輪事業の運営体制(PDF)」

【競輪】1枚の車券は、社会貢献へ繋がる。車券の売上と補助事業の関係/JKA補助事業