1番車:新山響平
準決勝(11R)2着
Q:準決勝では新田祐大選手のロケットスタートがありました。
はい。2番だったので新田さんのおかげで作戦通り前を取れました。清水は切るのが上手いので、そこに注意して切らせないように。寺崎(浩平)の仕掛け次第で出すか突っ張るか、と考えていました。
ダッシュは8割くらいでいったんですが、本気で踏んでも突っ張り切れなかったと思います。さっと出して3番手を取れて良かったです。
Q:そこからは少し脚が溜まった?
詰まったところで行けたら一番良かったとは思いますが、結構脚がきてたので一回休みましたね。
Q:1コーナーから清水選手が来ましたが、その辺りは見えていた?
そうですね。脚を溜められたので、後ろの仕掛けに合わせて出ていこうと考えていました。
Q:ゴール前はどうでしたか?
いっぱいでしたが、清水に踏み勝てたのは大きかったと思います。浅井さんは全く気配ナシ。最後に獲られたな、という感じでした。
2番車:古性優作
準決勝(12R)1着
Q:準決勝ではジャンで松井宏佑選手が仕掛けていきました。
予想外の初手と動きでしたが、全く考えずにその場その場でしっかり走れたかなと思います。でも内容的には嬉しくないです。しっかり3人連れていく方法があったと思います。
Q:3日間走ってみて、体調面などはいかがですか?
初日ちょっとヤバかったんですが、日に日に乗り方を思い出してきたと思います。決勝に向けてしっかり疲労を取ります。強い気持ちを持って頑張りたいです。
Q:前人未到の3連覇がかかっています。
狙ってできるものではありません。スタートラインに立ったので、しっかり頑張りたいと思います。自力自在で頑張ります。
3番車:清水裕友
準決勝(11R)3着
Q:準決勝のレースプランはどのようなものでしたか?
とにかく松本と出て、ちょっとでも前を取りたいと思っていました。でも一番嫌な並びになりましたね。切れたらラッキーという感じでした。残り1周でちょっと待ったんですが、そこにいても着がないので仕掛けていきました。
Q:新山選手と乗っていく感じになりました。
出たとこ勝負でした。新田さんを締めながら行きました。新山さんは差せてないし、4着かなと思いました。
4番車:浅井康太
準決勝(11R)1着
Q:3年連続の決勝進出です。
意識はしていましたが、それよりも今の状態でしっかり出し切ることに重きを置いていました。準決勝は番組が出た時から楽しみで、ずっと笑顔でおれたなと思います。
Q:準決勝ではかなり足を使った上の9番手でした。
昔は自力の脚もあったので切り替えもしましたが、今は追い込みの仕事もわかってきています。待つ、溜めるところは溜める、と深谷(知広)くんを信じていました。「4コーナー手前で永澤くんの外を狙えばどうにか」と思ったので、外でなく切り替えて内に入っていった形です。
Q:浅井コールは聞こえていました?
聞こえました、2コーナー手前くらいから。中部の地でこうやって決勝戦に乗れるのは嬉しいことだし、1人でも多くの中部勢が残ることを意識してもいました。自分が決勝に乗れたのは良いですが、より多くの中部勢が決勝にいけるようになりたいなという気持ちもあります。
今回は新車を使っています。落車して体もわからないし、自転車が変わっても多分いまいちわからない。セッティングや調子より自分の気持ちだと思います。お客様には命の次に大事なお金をかけていただいているので、自分は命よりも着を狙って駆けていきたいと思います。
5番車:松谷秀幸
準決勝(10R)3着
Q:準決勝の振り返りをお願いします。
ワッキー(脇本雄太)がジャンを目掛けてくるから、そこで目一杯踏んで、行かれたら3番手で、突っ張れたら突っ張ると考えていました。
でも自分が稲川(翔)くんとタイミングが合ってしまい、入って行けたのはいいんですけど、復活した稲川くんとの兼ね合いで何度か落車しかけてしまいました。そこを防げて北井の番手に入れたのは、一番良い展開にできたなと思います。
Q:北井選手の突っ張りたい意識は強かったでしょうか?
そうですね。「自分の持ち味で勝負したい」という感じでしたので、それをいかに引き立てるかを考えました。
準決勝では北井と2人でやるべきことをやって勝ち上がれたので、良かったと思います。
Q:3日間走って仕上がりはいかがですか?
日に日に良くなっていると思います。準決勝でサドルと自転車がパキッとなっちゃったので、これから組みたいと思っています。
6番車:北井佑季
準決勝(10R)1着
Q:3連勝でG1発決勝に上がりました。
これまで準決勝止まりだったので、今年は決勝に行くことを目標にしていました。いっこいっこ勝ってきた結果だと思うので、連勝ということよりまずそれが良かったと感じます。
Q:準決勝はどのようなレースでしたか?
前が取れたので、いつも通り空気を見ながらのレースでした。脇本選手との踏み合いでは「バイクみたい」と思いました……ホームで真横まで来て、それを見ながら踏んでいる時、バイクの「ブーン」というアクセル音が聞こえるかと思うくらい。もう出られてしまうと思ったので、入れるところを探して番手に入りました。
Q:最後また踏み直しました。
もう出られちゃったので、もう1回行きたいと思って。気持ちで駆けた感じでした。
Q:松谷選手と一緒に決勝に進出です。
まだこの後のレース(準決勝11R、12R)でも神奈川の方が走りますが、まずは一緒に行けて良かったです。
Q:ここまで走ってみて仕上がりはどうですか?
準決勝のレースは普段やらないようなものです。3日通して自分の力を出し切って、その上でうまくレースに対応できているので、体の状態も良いのだと思います。
Q:岐阜はバンク相性も良い?
うーん……落ち着いて走れると言いますか、心地の良いバンクだと感じます。400の中でも高速バンクと言われますが、それは平塚などとも共通。なんとなく似ているのかなと思います。
7番車:南修二
準決勝(12R)2着
Q:準決勝ではスタートから前に行きました。
牽制し合う中で前に行くかなと思っていました。初手だけ決めて、あとはいつも通りです。古性選手の動きにもうまく反応できたと思います。
Q:松井宏佑選手が先頭に出ていきました。
すごいかかり、びっくりするくらいのかかりでした。郡司選手が来たところでは一瞬出られたかなと思ったんですが、そこから回避できたかなと思います。なんとかいけました。
Q:3日間走ってみていかがですか?
体の状態は悪くありません。G1決勝ですが、特に何もなく……いつもあるといえばあるし、いつもないといえばないし、です。
8番車:山田英明
準決勝(10R)2着
Q:準決勝は単騎でのレースでした。
北井くんがどういうレースをするかがキーだなと思っていました。単騎なのでどうしても人任せになってしまいますが、周りが仕掛けた後どう判断しようかなと、その辺りは注意していました。
みんな外に行っていたので、内側がかなり開きました。そこがちゃんと見えていたので、大丈夫だと思って入りました。
Q:久しぶりのG1決勝です。
寬仁親王牌以来です。諦めたわけじゃないけど、どこかで「無理なのかな」と感じてしまう部分もありましたので、今年1発目で乗れたのは嬉しいことです。まだチャンスはあるんだなと感じました。
Q:ここまで3走して、状態面はどうですか?
準決勝はわりかし進んだんじゃないかなと思います。踏んだ感じはちょっと楽でした。でも波があるので、油断せずにいきたいです。決勝に向けては、じっくり休みます。
9番車:郡司浩平
準決勝(12R)3着
Q:準決勝では南選手とスタートを争うような形になりました。
1番車だったので中団からが良いかなと思っていました。南さんも犬伏(湧也)を入れるような仕草があったので、そこはもし入れるなら譲れないと牽制しました。
良いタイミングで(松井)宏佑が叩いてくれて、内を詰まらせるような感じでスピードを緩めました。そこで自分も開けちゃいけないという意識はあって、でも入られてしまいましたね。自分としては大丈夫だと思っていましたが。
Q:3日間走って、脚の感触などは?
問題ありません。
本開催は令和6年能登半島地震復興支援競輪として開催されている。
ぜひ岐阜競輪場でチェックしてくださいね😌🫶 https://t.co/dfz4X4obNK
— Eiya Hashimoto (橋本英也) (@Eiya_Hashimoto) February 11, 2024