3位は岸和田、2位は別府

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1位 小倉競輪場(福岡)

「873万4952人」で、2022年度の利用者数トップとなったのは福岡県の小倉競輪場。

2022年度には『第64回競輪祭(G1)』が開催された。本開催があった2022年11月の利用者数は162万6425人で全国トップ。

競輪発祥の地としても知られ、1948年に初めて競輪が行われたのも小倉競輪場。毎年11月には競輪発祥を記念したG1レース「競輪祭」が開催されており、唯一グレードレースの”固定開催地”となっている競輪場だ。

数少ない屋内型の競輪場であり、天候に左右されずにレース観戦を楽しむことができる。

2023年度の「競輪祭」は11月21日〜26日に開催予定。本年度より新たにスタートしたガールズG1レースの1つ、『競輪祭女子王座戦』も同日程内で開催される。

小倉競輪場で行われるこの2つの開催の終了をもって、『KEIRINグランプリ2023』および『ガールズグランプリ2023』の出場者が決定する。

小倉競輪場公式サイト

ガールズG1が加わり、G1は全部で9つに 競輪のG1開催それぞれの特徴を解説

利用者数ランキングトップ10

順位 競輪場名 都道府県 年間利用者数 年間開催日数
1位 小倉 福岡 873万4952人 111日
2位 別府 大分 630万102人 100日
3位 岸和田 大阪 578万8927人 74日
4位 大垣 岐阜 575万584人 85日
5位 久留米 福岡 558万3944人 68日
6位 伊東 静岡 558万2007人 74日
7位 松戸 千葉 550万1747人 71日
8位 松山 愛媛 547万9570人 74日
9位 青森 青森 544万2099人 77日
10位 前橋 群馬 542万2702人 70日

平塚競輪場は……?

ここまでランキングを見ていただいたが、競輪ファンの読者は「2022年の大一番、KEIRINグランプリをやった平塚競輪場がランキングに入っていない」ことを意外に思うかもしれない。

2022年度の平塚競輪場の利用者数は「518万7427人」で、順位としては12位。しかし年間の開催日数が58日と、比較的少ないことを考慮すると、1開催日あたり見れば多くの人に利用されていることがわかる。

2023年には平塚競輪場のイルミネーションや噴水がグレードアップされ、より多様な楽しみ方ができるようになった。

平塚競輪場公式サイト

平塚競輪場を楽しむ3つの「最新情報」 グルメ、イルミネーション、アウトレットのある平塚へ!

 

広報KEIRIN 第181号(2023年4月30日発行)

KEIRIN.jp「競輪場一覧」