2023年5月7日、平塚で6日間に渡って開催されていた『日本選手権競輪(G1)』、通称「競輪ダービー」が決勝戦を迎えた。精鋭9人の選手が集った決勝にて、これを制したのは山口拳矢。年内2つ目のG1を制したことで、KEIRINグランプリ2023の出場権を手に入れた。

12R 決勝戦

5月7日(日) 発走 16:40

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 脇本雄太 福井/94期
2 2 佐藤慎太郎 福島/78期
3 3 清水裕友 山口/105期
4 4 山口拳矢 岐阜/117期
5 新山響平 青森/107期
5 6 和田圭 宮城/92期
7 犬伏湧也 徳島/119期
6 8 香川雄介 香川/76期
9 古性優作 大阪/100期

選手らのラインは以下の通り。

脇本-古性
新山-佐藤-和田
犬伏-清水-香川
山口

レースレポート

犬伏-清水-香川の中四国ラインが先頭に出て、脇本-古性の近畿ラインが後方に引いたところで残り2周。

残り1周半では脇本は大きく車間を切る形に。先頭から犬伏-清水-香川、単騎の山口、新山-佐藤-和田、そして脇本-古性の並び。

残り1周、並びが変わらないままスピードのみぐんぐんと上がる。先頭の犬伏から車間を切った2番手・清水は、残り半周からスパート。

同じタイミングで新山も外から捲ろうと仕掛けるが、上がり切ることができない。その新山の内側から出てきた山口が、先頭に向かって猛加速。

最終ストレートに先頭で入ったのは清水。しかしフィニッシュ直前、山口がわずかに前に出て1着を勝ち取った。

2着は清水、3着は中四国ラインの後ろから迫ってきていた佐藤。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 4 山口拳矢 11.6 差し
2 3 清水裕友 1/8車輪 11.9 捲り
3 2 佐藤慎太郎 1/2車身 11.5
4 8 香川雄介 1/8車輪 11.8
5 9 古性優作 1/2車輪 11.0
6 5 新山響平 1 車身 11.7
7 1 脇本雄太 3/4車身 11.3
8 6 和田圭 4 車身 11.9
9 7 犬伏湧也 大差 HB

選手インタビュー

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