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優秀新人選手賞 中野慎詞

岩手/121期/初受賞

中野慎詞, Shinji NAKANO, JPN, UCI Track Champions League, Round 4 London

早期卒業で1月にデビューし、18連勝を強く意識していました。一発でS級に上がらなければならない、という気持ちが強かったです。青山記念決勝で連勝は30で途切れたのですが、経験の差を感じることができ、後につながるレースだったと思います。

力だけでは勝てないし、作戦通りにも行かないので、臨機応変に対応できなかったのが課題でした。伊東温泉記念競輪の決勝でも他ラインを意識しすぎて積極的にいけなかったですし、他選手にプレッシャーをかけていくことなど、色々教えられました。経験値がまだまだ少ないので、どんどん積み上げていって成長していきたいと思います。

中野慎詞、初のG2レースを終えて「勉強ばかりの4日間でした」/『第38回共同通信社杯(G2)』名古屋競輪場・9月19日

ナショナルチームの活動も、チャンピオンズリーグで手応えを掴んで帰ってきたので、今後の国際大会に活かしていきたいと思います。

2023年は競技と競輪を両立しながら、どちらもしっかり着をとって昨年以上の成績を残したいと思います。さらに進化した姿を見せていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いいたします。

エソー・アルベン, Esow Alben, IND, アジズルハスニ・アワン, Mohd Azizulhasni AWANG, MAS, 中野慎詞, Shinji NAKANO, JPN, UCI Track Champions League, Round 5 London

ガールズ優秀選手&国際賞 佐藤水菜

神奈川/114期/初受賞(ガールズ優秀選手賞)・2年連続2回目(国際賞)

佐藤水菜, KEIRINグランプリ2022前夜祭

【ガールズ優秀選手賞について】

2022年は競技に力を入れていてガールズケイリンに出場する機会がなかったので、自分の中ではすべて1着、優勝を目標にして挑んでいました。優秀選手賞をいただきとても嬉しいです。

3月のコレクション(宇都宮)は意気込みすぎていて、レース中の判断が悪い部分があり、2着という結果でした。悔しかったですが、そこで引き締まりました。8月のドリームレースは初めて乗れたのですが「優勝する」という強い気持ちを持って、しっかり走ることができて優勝したことは、とてもよかったです。

地元神奈川・平塚でのガールズグランプリ2022には最高に仕上げて挑みました。気持ちが入りすぎていた部分や、位置取りがうまくいかない部分があって、落車という結果になり、とても悔しかったです。だからこそその悔しさを噛み締めて、今頑張って練習しています。

佐藤水菜, ガールズグランプリ2022, KEIRINグランプリ2022, 平塚競輪場

2023年はガールズケイリンの新しい体系が始まりますし、出場するレースは1着だけを狙って、グランプリのリベンジを果たしたいと思います。優秀選手賞は皆さんの応援のおかげでいただけた賞なので、結果で恩返しをしていきたいと思います。

【国際賞について】

2022年は競技でしっかり結果を出すことが目標でした。ケイリンで成績を残せたことはよかったですし、こうして国際賞を受賞することはとても嬉しいです。

ネーションズカップ(カナダ)のケイリン決勝ではアクシデントがありましたが、予選2本は良い感じて走れていて、自分の中では良いスタートを切った1年だと感じていました。その後のアジア選手権ケイリンで優勝でき、自分の成長を感じることができました。

アジア女王は通過点、目指すは世界選手権でのリベンジ/アジア選手権トラック・佐藤水菜インタビュー

世界選手権ではケイリン決勝でドイツの選手(リー ソフィー・フリードリッヒ)に2年連続で負けてしまい悔しさが残りますが、自分の力を最大限に出せたことは良かった大会だと思います。

2023年はすべて表彰台を狙って、来年のパリ五輪の権利をしっかりと獲っていきたいですし、2022年以上の結果を出し、最大の目標である「パリ五輪で金メダル」を狙っていきたいと思います。応援よろしくお願いいたします。

「あとちょっと、強くならなきゃ」世界選手権を振り返り、佐藤水菜が今思うこと

国際賞 窪木一茂

福島/119期/2年連続2回目

窪木一茂, KUBOKI Kazushige, JPN, Men's Scratch, 2022 Track World Championships, Saint-Quentin-en-Yvelines, France

4月にマディソン種目で強豪相手に銀メダルを獲得したのが自信になりました。それが昨シーズンの活躍に影響したと思っています。「世界選手権でのメダル獲得」に照準をあてて頑張っていたので、念願のメダルを獲得できてとても良かったです。世界選手権から戻ってきて、競輪界の先輩、後輩、他県の選手たちから祝福してもらってとても嬉しく、同時に「メダルを獲ったんだ」と実感が湧いた感じです。

窪木一茂、世界選手権銀メダルでS級2班に特別昇級

競輪ではS級に昇級になったのですが、世界選手権直後の京都向日町開催で最終日に1着が獲れた時、「ようやく競輪選手になれたな」という感情が湧きました。

2023年は来年のオリンピックの権利を獲得していく、大事な年になります。力をつけてきていることを実感しているので、2022年以上の成績を残して、オリンピック出場権獲得に向け、個人種目でも団体種目でも一生懸命頑張っていきたいと思います。競輪に出場する時は自分らしい走りをしていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

そのほかの選手のコメントは特設サイト、または特別番組の配信映像でご覧ください。

「2022年競輪表彰選手受賞者紹介番組」がSPEEDチャンネル、YouTubeで配信

2022年の最優秀選手賞は脇本雄太 国際賞などにナショナルチームメンバーが多数選出/2022年表彰選手決定