G1レースとは?

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【男子】全日本選抜競輪

古性優作, 全日本選抜競輪, 取手競輪場

例年2月に実施される4日制開催。1年で最初に行われるG1レースで、各登録都道府県における平均競走得点1位の選手や、各地区ごとの上位3選手が優先的に選抜される。

【男子】日本選手権競輪

脇本雄太, 日本選手権競輪 競輪ダービー, いわき平競輪場

通称競輪ダービー。例年5月のゴールデンウィークの時期に実施される6日制開催。選考用獲得賞金の上位者が選抜される。例年、G1の中でこのレースが売り上げ・賞金共にトップとなっている。

【男子】高松宮記念杯競輪

古性優作 , 高松宮記念杯競輪, 岸和田競輪場

例年6月に実施される、通称「宮杯」。2023年から6日制に変更となった。

(従来通りであれば)競輪界唯一の「東西対抗戦」で、準決勝までは東西に分かれて勝ち上がり戦が実施され、決勝にて東西ミックスのレースとなる。2日目には東西それぞれで「青龍賞」「白虎賞」の名前がついたレースが実施される。

【女子】パールカップ

2023年より新設されたガールズケイリンのG1レース。高松宮記念杯の前半3日間で開催され、男子の高松宮記念杯と同じく東西別の勝ち上がりで優勝を争うトーナメント制。6月の誕生石であるパール(真珠)が名称の由来。

【男子】オールスター競輪

脇本雄太, オールスター競輪, 西武園競輪場

例年8月中旬に開催される6日制開催。ナイターで実施される。ファン投票の上位にランクインした選手が出場するレース。開催期間中にはファン投票1〜9位が出走する「ドリームレース」、10〜18位が出走する「オリオン賞レース」が実施。

また女子レースの単発レースも同時開催。「ガールズドリームレース」(ファン投票1〜7位)、「アルテミス賞レース」(ファン投票7〜14位)がそれぞれ実施される。

【女子】オールガールズクラシック

佐藤水菜 児玉碧衣 柳原真緒, ALL GIRL’S 10th Anniversary, 平塚競輪場

2023年より新設されたガールズケイリンのG1レース。2023年は10月に行われるが、2024年は4月に実施予定。

この開催は男子と合同ではなく、女子のみで実施される。獲得賞金上位者を基本とした42人が出場するレースに加え、あっせんによるガールズ選手のレースも同時開催。2022年にガールズケイリン10周年記念開催として実施された「ALL GIRL’S 10th Anniversary」のレガシーを継承・発展させた、カールズケイリンにおいて最も格式高いレースとして位置付け。

【男子】寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント

新田祐大, 表彰式, 寬仁親王牌, 前橋競輪場

例年10月に実施される4日制開催。1990年に前橋競輪場にて、アジアで初めて世界選手権が実施されたことをルーツとしており、トラック競技の大会や全プロ(競輪選手によるトラック競技大会)で活躍した選手が優先的に選抜される。

【男子】競輪祭

新山響平, 競輪祭, 小倉競輪場

例年11月に小倉競輪場にて開催される6日制開催。ナイターで実施される。小倉競輪場が競輪発祥の地であることを記念するもので、唯一開催地が固定となっているG1レース。

出場者は各競輪場で実施される記念開催(G3)の決勝1〜3位回数上位者が優先的に選出されるほか、サマーナイトフェスティバル(G2)決勝進出者も選抜対象となる。年間ラストのG1開催で、このレース終了をもって年末の『KEIRINグランプリ』出場者が決定する。

【女子】競輪祭女子王座戦

佐藤水菜, ガールズグランプリトライアルレース, 競輪祭, 小倉競輪場

2023年より新設されたガールズケイリンのG1レース。競輪祭の前半3日間で開催。単発競走を除く決勝1〜3位回数上位者を基本とした28人が選抜される。『競輪祭』が過去に『競輪王決定戦』と称されたこと、『競輪祭新人王戦』が実施されてきた歴史を踏まえて名称が決定した。

従来、競輪祭では『ガールズグランプリトライアルレース』として2グループに分け、優勝者が2人出るレースが実施されていた。この優勝者がガールズグランプリへの出場権を獲得していたが、2023年よりスタートする『競輪祭女子王座戦』では「優勝者がガールズグランプリ出場権獲得」は変わらないものの、優勝者は1人へ変更となる。

選考基準

女子にもG1レースが誕生!ガールズグランプリ出場権を得られる3つの開催/ガールズケイリン10周年リブランディング第3弾