グループB決勝レース

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12R グループA(トパーズ)決勝レース

車番 選手名 府県/期別
1 小林優香 福岡/106期
2 石井寛子 東京/104期
3 梅川風子 東京/112期
4 佐藤水菜 神奈川/114期
5 太田美穂 三重/112期
6 小林莉子 東京/102期
7 太田りゆ 埼玉/112期

佐藤が先頭に構える。残り1周半を前にして、後方6番手から太田(美)が前へ。これにすぐ後ろに位置取っていた梅川が続く。梅川はいったん5番手の位置に落ち着いたが、太田(美)は先頭へ。

残り1周、後方から梅川がスパート。そのまま先頭へ躍り出る梅川へ、佐藤が続く。

その後ろでは小林、太田(り)が並走状態。

最終ストレートに入るところで佐藤が梅川を捉える。

ねじ切った佐藤が1着、続いて小林、その後ろに太田(り)が続いた。梅川は僅差で4着。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 4 佐藤水菜 11.7 差し
2 1 小林優香 1 車身 11.7 マーク
3 7 太田りゆ 1/2車身 11.7
4 3 梅川風子 1 車輪 12.2 B
5 6 小林莉子 1 車身 11.9
6 2 石井寛子 3 車身 12.3
7 5 太田美穂 5 車身 12.7 H

選手インタビュー

優勝:佐藤水菜

Q:2年ぶり2回目の優勝です。大きな成長のあった2年ではないでしょうか?

激動の2年だったと思います。

Q:2年前とは気持ちは違いますか?

2年前と変わらず、勝ちたいという気持ちで挑みました。私にはこの大会で優勝するしかガールズグランプリへの出場権がなかったので、「勝たなければいけない」という気持ちではありました。優勝できて素直に嬉しいです。

Q:レースは先頭からスタートしました。

正直どの位置でもキツいレースではあると思っていました。極力脚を使わず、冷静に考える時間が長く欲しかったので前に行きました。

太田選手に少し開けて梅川選手が駆けているのが見えたので、そこは冷静に見ながら、行けるところで行こうと考えていました。

Q:脚の感じはいかがでしたか?

正直2日間の疲れがあったんですが、それが気になることもなく、良い状態の緊張の中でレースに臨むことができました。

Q:4コーナーあたりでは優勝を確信したのでは?

全然そんなことはなくて、フィニッシュまで一生懸命でした。みんなが来ているのを感じていたので、前を譲らないように必死でした。

このあとは別府での開催を挟みつつ、ナショナルチームのトレーニングをしながらグランプリの準備をしていきます。

2着:小林優香

美穂が先に仕掛けて彼女(佐藤)が仕掛け出した時にちょっと待ってしまったのが一つの敗因だと思います。でも一番キツい位置から2着までこれる脚があったので、あの仕掛けどころで美穂の番手に入っていれば面白い展開になったと思います。その辺りは映像を見直して、次のレースに向けてがんばります。

今日に関してはプレッシャーはなくて、今の状態や体調の中でこの着はまとめたほうかなと思います。来年のこの時期にはグランプリが決定しているよう、新年度からがんばりたいです。

3着:太田りゆ

前の様子は全然わからなくて、自分は自分の仕掛け、と考えていました。優勝こそなかったですけど、納得しています。今回3日間良いレースができたと思いますし、競輪選手としてステップアップしたと思います。

初日・2日目は上出来すぎて「おぉ〜、できるじゃん!」みたいな。前向きなレースができました。今日だってあの位置から3着まで上がれたのは、実りのある開催だったと捉えています。競技と競輪の両立は、最初は苦戦していましたけど、最近やっと噛み合ってきた感じがします。

4着:梅川風子

正直悔しいです。この3日間の結果を受け止めてトレーニングに励まないといけないなと思いました。ナショナルチームのメンバーもそうですけど、他の選手もすごく仕上がってるし、強いです。しっかり自分もそこに対抗できるよう、また頑張らないといけないと感じました。

5着:太田美穂

レース内容は良かったと思いますけど、これから来年・再来年としっかり逃げ残れるようになることが課題です。スピード差も全然違ったし、合わせることもなかったし、やっぱり力の差を感じました。自分に足りないところだと思うし、そこに追いつくのもなかなか大変。でもその力を体感することはできました。

ガールズグランプリ2022出場選手が決定