11R グループB（アメジスト）決勝レース
| 車番 | 選手名 | 府県/期別 |
| 1 | 児玉碧衣 | 福岡/108期 |
| 2 | 青木美保 | 埼玉/118期 |
| 3 | 鈴木美教 | 静岡/112期 |
| 4 | 尾方真生 | 福岡/118期 |
| 5 | 坂口楓華 | 京都/112期 |
| 6 | 山原さくら | 高知/104期 |
| 7 | 柳原真緒 | 福井/114期 |
尾方が先頭を取った状態で残り1周。ここまで動きのない縦1列だったが、後方から6番手から柳原、続いて7番手の坂口が前へ動こうとする。それに合わせるように、4番手に位置していた児玉も前へ。
残り半周。児玉の動きを阻止するように、2番手にいた鈴木が外へ車を持ち出すも、児玉はそれを物ともせず先頭へ。そこに続いた柳原が児玉を捲ろうとするものの、児玉の動きによりうまくいかない。
そのまま振り切った児玉が1着。2着には柳原、3着では坂口と鈴木がほぼ横並びになったが、鈴木が先着した。
競走結果
| 着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
| 1 | 1 | 児玉碧衣 | 11.9 | 捲り | |||
| 2 | 7 | 柳原真緒 | 1/2車身 | 11.9 | 捲り | ||
| 3 | 3 | 鈴木美教 | 1車身1/2 | 12.2 | |||
| 4 | 5 | 坂口楓華 | 1/4車輪 | 11.9 | |||
| 5 | 4 | 尾方真生 | 1/2車身 | 12.2 | HB | ||
| 6 | 2 | 青木美保 | 1 車輪 | 12.1 | |||
| 7 | 6 | 山原さくら | 1車身1/2 | 12.2 |
選手インタビュー
優勝：児玉碧衣
Q：優勝おめでとうございます。
やったぜ！ばり嬉しい！
めちゃくちゃ嬉しい、という言葉しか出てこないですね。嬉しいです。やっぱり優勝すると気持ち良いですね。なかなか勝てなくてがっかりさせてしまったファンの方がたくさんいるので、今回完全優勝、有言実行できたことはすごく嬉しいし、お客さんの期待に応えられたんじゃないかと思います。
Q：レースはまずは3番手からのスタート。外に山原選手が並走していました。
本当は引きたくなかったんですが、さくらさんも全然引く様子がなかったし、来ているのもその1車だけだったし、下げることにしました。柳（柳原）は半周勝負してくるだろうなと思っていました。柳を一番警戒していました。
Q：早めに1センターあたりで捲りに行きました。
（尾方）真生はすごく自力があるし、さくらさんも強いです。前が駆け時には柳の動きではなく、あとは踏むだけだと意識しました。
良いスピードで捲れたと思います。あとはフィニッシュ線前に柳の前輪が見えたので、そこはもう意地になって踏みました。
Q：柳原選手の捲りは感じていた？
はい。音も聞こえていたし、自転車も見えていたので。でも前に出られていたし、あとは抜かれるか抜かれないかの勝負。抜かれたらまた練習したらいい、と思ってとにかく踏みました。
Q：最後の手応えは？
やっと本来の自分のフォームというか踏み方というか、そういうものが戻ってきたと思います。これまでの不安を今回で取り除けたのかなと思います。
Q：次のガールズグランプリは4回目の優勝を狙うレースとなります。
レースまで1ヶ月あるので、しっかり練習頑張ります。正直、ナショナルチームには負けたくないので！「元女王」は聞き飽きたので、また「女王」と呼ばれたいと思います。
2着：柳原真緒
7番車ですけど想定内の位置は取れました。初日・2日目の児玉さんの走りがとても強い走りで、決勝も思い切って早めに仕掛けてくるだろうと思っていたので、自分から仕掛けるという選択肢はなかったです。
児玉さんを追いかける形だったんですが、思ったより青木さんが残っていたので……一列の状態で追いかけていたのもあり、バックが進まなかったです。「児玉さんが強くて自分が弱かった」、その感想一つだけです。
3着：鈴木美教
想定通りすぎて……めっちゃ緊張しましたね。2コーナーで行くって決めてて、全然出られなかったけど、行くつもりではいました。優勝した碧衣ちゃんが強かったですし、先に仕掛けて上を行かれたので、自分の力不足を痛感しました。
悔しいです。でもやることはやって負けたので、また次に繋げたいと思います。
4着：坂口楓華
レースを動かすつもりで、自分の力を出し切りたいと思って臨んでいたんですが、位置が外枠で……本当は中段が欲しかったんですが、競輪祭レベルになると外枠はやっぱりキツいですね。
ホームで見合うだろうなと思って、まだ諦めてなかったんです。センターで行こうと思ってたんですが、もうレースが始まっていて。チャンスがなかったですね。でもいつかチャンスが来る時のために、しっかり勝負ができるようにしたいです。今回は勉強になりました。
5着：尾方真生
前の方を取りたかったけど、S（先頭）は別にいらないかな、って感じでした。後ろに碧衣さんと真緒さんがいるから、それなら前で先行したいなと思っていました。一瞬でも合わせられた感覚があったから、前よりは成長したかなと思います。
