KEIRINグランプリだけじゃない!

競輪の1年を締め括るビッグイベント『KEIRINグランプリ』。レースは3日間に渡って開催され、初日の『ヤンググランプリ』、2日目の『ガールズグランプリ』、そして最終日に『KEIRINグランプリ』が開催される。

しかしこれらは「1発勝負の単発レース」。日中の第1〜10Rでは3日間に渡って『寺内大吉記念杯競輪』が開催される。日本トラック競技ナショナルチームに所属するメンバーも出場予定だ。

『KEIRINグランプリ2022』シリーズ3日間のスケジュール/12月28日〜30日(水〜金)平塚競輪場

開催グレードは?優勝賞金は?

荒井崇博, 日本選手権競輪 競輪ダービー, いわき平競輪場

荒井崇博

「KEIRINグランプリシリーズ」の全3日間に渡り開催される寺内大吉記念杯は、「F1」に指定されているレース。10レース3日制で行われ90人の選手が出場する。

2021年の寺内大吉記念杯を制したのは、佐賀県82期の荒井崇博。優勝賞金「1,822,000」円*を獲得した。

※決勝での優勝賞金(副賞は含まない)

KEIRIN.jp「2021年寺内大吉記念杯」賞金表

優勝すれば1億円、じゃあそれ以外は?KEIRINグランプリ2022

寺内大吉って誰?

KEIRINグランプリシリーズ内で行われる『寺内大吉記念杯競輪』は、寺内大吉氏の長年の功労を讃えた冠杯だ。

寺内大吉氏の生家は浄土宗大吉寺。僧侶であると同時に、小説家としても活躍し、「はぐれ念仏」で直木賞を受賞した。そして3つ目の顔が「スポーツ評論家」。プロレスや競輪、ボクシングなどの評論をしたことで知られる。

寺内氏は2008年9月に逝去。長年にわたって競輪の普及に尽力され、業界に対して大きな貢献をしたことにより、2008年12月よりこのレースが開催されるようになった。

参考:コトバンクKEIRN.JP

主な出場予定選手

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